井戸

磯城高市

桜の井(奈良県桜井市)

さくらいのい深さ9尺あまり(3m弱)、径2尺2寸の井戸履中天皇が行幸した際、この井戸の湧水を飲んで称賛し、そばに桜の木を植えて愛でた大和の七つ井の1つで、桜井の地名の由来『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.49奈良県桜井市 谷
磯城高市

在原神社 筒井筒(奈良県天理市)

ありわらじんじゃ つついづつかつて在原寺があった地で、在原業平と妻の紀有常の娘もこの地に住んでいたとされる境内にある井戸は『伊勢物語』や謡曲「井筒」に登場するものとされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.37奈良県天理市 櫟本町
奈良宇陀

東大寺 閼伽井屋(奈良県奈良市)

とうだいじ あかいや実忠和尚(名僧)が二月堂の修二会の際に全国の神を勧請したが、若狭国の遠敷明神(その他の神々)だけ遅参したそのため遠敷明神は、遠敷川から水を送り、二月堂下に湧水を出現させた井戸は“若狭井”と呼ばれ、この水は「お水取り」行事...
川越飯能

霧吹きの井戸(埼玉県川越市)

きりふきのいど川越城内にあった井戸で、川越城七不思議の一つ城の危急時に井戸の蓋を開けると霧が吹き出して町全体を覆うとされたそのため川越城は別名・霧隠城と呼ばれた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.82埼玉県川越市 郭町
川越飯能

堀兼の井(埼玉県狭山市)

ほりかねのい摺鉢状に穴を掘って造られた古代の井戸歌枕として有名で、掘るのが難しいことから“ほりかね”と呼ばれ、地名の由来となった『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.67埼玉県狭山市 堀兼
川越飯能

七曲井(埼玉県狭山市)

ななまがりのい地面を摺鉢状に穴を掘って造られた古代の井戸で歌枕になっている地上の穴の直径は20m前後、底部の穴は直径5m、深さは約12mとなっている『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.66埼玉県狭山市 北入曽
川越飯能

弘法の三ツ井戸(埼玉県所沢市)

こうぼうのみっついどある旅の僧が水を所望したところ、娘が長い時間を掛けて汲んできたので、お礼に3つの地点を示して立ち去った3つの地点を掘ると水が出たため井戸にし(湧水)、旅の僧は空海であるとされた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p...
さいたま川口

明星院 明星の井戸(埼玉県桶川市)

みょうじょういん みょうじょうのいど夜明け頃に星が飛び、空に紫雲がたなびき、そこに天女(天人)が現れて指先から一条の光を地上に放った人々が怪光を追うと明星院の井戸に辿り着き、そこでは天女と遭遇した住職が誦経をしていたそこで人々が空を仰ぐと明...
西毛

塩薬師(群馬県富岡市)

しおやくし故郷の出羽へ帰る途中、小野小町がこの地で病を得たため庵を結んで滞在した近くの薬師如来に1000日参詣すると病が治るとの夢告に従って快癒したため、塩俵(食品食材)を供えたそばにある塩井戸の水は病気平癒に効くとされた『日本の伝説27 ...
西毛

駒寄井戸(群馬県富岡市)

こまよせいど空海が乗った馬が足で掻い出して掘った湧き出てきた井戸名馬の磨墨は源頼朝が所有したが、後年故郷へ逃げ帰る途中でこの井戸の水(湧水)を飲んだ(名馬伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.127群馬県富岡市 一ノ宮