井戸

安房

清澄寺 星の井戸(千葉県鴨川市)

せいちょうじ ほしのいど開基である不思議法師(僧侶)が虚空蔵菩薩に祈願して得た井戸星の光を宿すことから名付けられ、清澄寺の名前の由来となったとも言われる(名称の由来)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.108千葉県鴨川市 清澄
安房

日蓮上人御疵洗之井戸(千葉県鴨川市)

にちれんしょうにんおきずあらいのいど蓮華寺近くにある小松原の法難で、額に刀傷を受け、左腕を折られた日蓮が手当てした井戸『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.105千葉県鴨川市 花房
安房

神余の弘法井戸(千葉県館山市)

かなまりのこうぼういど空海がこの地を行脚中、ある家に寄って粥を馳走になったが、塩気がなかった塩(食品食材)が手に入らないことを知った空海が、川岸(岸水辺)で杖を突いて塩辛い水の出る井戸を造った(湧水)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)...
安房

芋井戸(千葉県南房総市)

いもいど空海が老女に芋を所望したが、固くて食べられないと嘘をつき拒絶した芋は本当に食べられないものとなったため戸外に捨てたところ、そこから水が湧いて(湧水)きて井戸となった『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.99日本伝承大鑑:千葉県...
北総

月影の井(千葉県印西市)

つきかげのい鎌倉「星影の井」、二本松「日影の井」と並ぶ日本三井とされる領主の大菅豊後守(地方豪族)が行水場として使っていた『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.29千葉県印西市 浦部
東葛飾

羅漢の井(千葉県市川市)

らかんのい里見公園の南側にある井戸(湧水)空海がこの地に立ち寄った際に発見し、飲用にするよう村人に教えた『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.23千葉県市川市 国府台
東葛飾

亀井院 真間の井戸(千葉県市川市)

かめいいん ままのいど亀井院の庭にある井戸手児奈が毎日井戸の水を汲みに来たとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.22千葉県市川市 真間
下越

長福寺 薬師井戸(新潟県阿賀野市)

ちょうふくじ やくしいど没落した四ッ橋長者は死期が迫り末期の水を求めたが、誰も応じなかった(長者の没落)死の間際に「村の井戸から水が出るな」と呪いの言葉を吐いたため、村の井戸は涸れてしまった長者に最後まで親身であった長福寺の井戸だけは水が出...
中越

火井の地(新潟県三条市)

かせいのち越後七不思議の1つとされる正保2年(1645年)に発見された天然ガス(油)を噴出する井戸で「燃える風」とも言われる『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.79新潟県三条市 如法寺
中越

聚感園 弁慶手掘の井戸(新潟県長岡市)

しゅうかんえん べんけいてぼりのいど地方豪族の五十嵐氏の屋敷跡源義経一行もしばらく逗留したが、その間に弁慶が井戸を掘って主人に供した『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.64新潟県長岡市 寺泊