備後満願寺 宙づり観音(広島県尾道市) まんがんじ ちゅうづりかんのん仏像の足と蓮華台の間に半紙が通るほどの隙間があるため、この異名を持つ寺が他国へ移転したため仏像もこの地を離れたが(あるいは盗まれた)、いつしか戻ってきた信者の夢に観音が現れ、巡礼(巡礼六部)に背負って貰って戻る... 2025.05.27備後
備後阿伏兎観音(広島県福山市) あぶとかんのん正式名称は磐台寺花山院が納めた石像の観音(仏像)は一時行方知れずとなったが、漁夫の見た夢のお告げで沖合から発見された(夢告)安産・子育てのご利益があり、乳房の形をした絵馬が奉納される『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p... 2025.05.26備後
備後西金寺(広島県尾道市) さいこんじ厳島神社参詣で船に乗った和泉式部が途中で嵐に遭い、無事を持仏に願った無事に向島に上陸出来た式部は、持仏(仏像)を祀るための寺院を建てた(創建伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.88広島県尾道市 向東町 2025.05.26備後
安芸長善寺(広島県竹原市) ちょうぜんじ本尊(仏像)は、かつて伊予国の八幡宮の御神体だったが、海賊に盗まれ、嵐に遭って海に捨てられた毎夜怪光を発するので、地元の者が網で拾い上げて家に祀った夢で仏像を長善寺に持っていくよう告げられ、持参すると、住職も同じ夢を見ていた(夢... 2025.05.24安芸
広島廿日市道隆寺(広島県府中町) どうりゅうじ寺が朽ちて路傍に立つ仏像に、村の娘が雨に濡れないように笠(雨具)を掛けた娘は笠を被らないのに雨に濡れず、美しく成長したため、時に関白・藤原道隆(藤原氏)に召し出された(玉の輿)娘の願いにより寺は再興され、その後娘は伊勢という歌人... 2025.05.24広島廿日市
広島廿日市岩谷寺(広島県広島市東区) いわやじ甲斐国の近藤三郎左衛門(武人)が廻国中、伊勢の海で網に掛かった観音像(仏像)をこの地に安置したのが始まり(創建伝説)最初高尾山に安置したが、流行神として多くの信者を得た『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.57広島県広島市東... 2025.05.24広島廿日市
広島廿日市楊柳観音堂(広島県広島市安佐南区) ようりゅうかんのんどう武田信隆(武家)が甲斐国から安芸国へ赴任した時、地元に残してきた仏像近江国の絹川に来た時、馬の尾に何かが食いついているのに気付くと、それは残してきたはずの仏像だった現在は六角堂を模したお堂に安置されている(創建伝説)故... 2025.05.23広島廿日市
広島廿日市極楽寺 涙流しの観音(広島県廿日市市) ごくらくじ なみだながしのかんのん本尊の十一面観音像(仏像)は、両目から顎にかけて木目が目立つため、涙を流しているように見えるある者がこの観音から大力を授かると、さらに大力を願ったため、人間の欲深さに涙を流した(泣く物:怪力伝説)『日本の伝... 2025.05.22広島廿日市
海部知多常福寺(愛知県大府市) じょうふくじ平家滅亡後に平景清がこの地に隠棲し、建立した寺院この地で半月掛かって仏像を彫ったことから、半月という地名となった(地名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96愛知県大府市 半月町 2025.05.13海部知多
東三河岩屋観音 観音像(愛知県豊橋市) いわやかんのん かんのんぞう豊川に架かる吉田大橋の架橋を請け負った江戸の大工の棟梁2名が難工事のために岩屋観音堂に参籠した2人は同時に同じ夢を見て架橋の工法を思い付き、難工事を完成させた(神仏の加護)橋の完成後に2人は浄財を集め、岩屋観音堂... 2025.05.12東三河