仏具

中毛

雙林寺 開山堂の一つ拍子木(群馬県渋川市)

そうりんじ かいざんどうのひとつひょうしぎ雙林寺七不思議の1つ寺に変事が起こる前日の夜に、開山堂に置かれた拍子木(仏具)が一度だけ鳴るとされる(変事の知らせ:音の怪)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.92日本伝承大鑑:群馬県渋川...
郡内

機神社(山梨県都留市)

はたじんじゃ昔、天より1枚の大幡(仏具)が舞い落ちてきたので、それを神に祀って社を建立(創建伝説)、地名の由来ともなったその後この地域は機織がさかんとなった『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.21山梨県都留市 大幡
郡内

法泉寺 かがめや地蔵(山梨県都留市)

ほうせんじ かがめやじぞう地蔵を刻む時に寸法を間違えたため、入れるはずの厨子(仏具)よりも大きくなってしまった祖暁禅師が、地蔵の頭を撫でながら「屈めや、屈めや」と唱えると、小さくなって厨子に収まった(神仏霊験譚)『日本の伝説10 甲州の伝説...
奥能登

琴江院(石川県珠洲市)

きんこういん引砂の三右衛門(さんにょもん)という男(名士)が、頓智を使って京都で手に入れた鏧子(鉢の形をした鳴り物:仏具)を寄贈した(頓智話)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.127石川県珠洲市 三崎町粟津
加賀

御仏供杉(石川県白山市)

おぼけすぎ祇陀寺の大智禅師(名僧)がこの地を去る時、杉の苗を逆さに挿したものが成長した仏飯を盛った形(仏具)に似ていることから名が付いた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.37石川県白山市 吉野