東毛坂東太郎岩(群馬県みどり市) ばんどうたろういわ渡良瀬川上流にある、高さ10m幅20mの巨石人間に姿を変えて(変化する石)伊勢参をした日光東照宮の石材にしようと杭を打つと血を噴き出したため、そのまま放置した(血の出る石)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.41... 2025.09.25東毛
出雲お長畑(島根県雲南市) おちょうばたけ?彦右衛門・お長の夫婦は伊勢参の折に煙草を初めて見て、それを自分たちで栽培しようと決めた帰りの道中で煙草農家に無理を言って種を分けてもらい、栽培に成功した(起源伝説)出雲で初めて煙草栽培した畑をお長畑と呼び、顕彰碑が建つ『日本... 2025.09.04出雲
峡南神明神社(山梨県身延町清子) しんめいじんじゃある老人が伊勢参に行き、帰りに草鞋に挟まった小石を持ち帰ったその後その小石が大きくなったため(成長する石)、それを御神体として社を建てた(創建伝説)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.99山梨県身延町 清子 2025.08.11峡南
郡内明神社 犬塚(山梨県上野原市) みょうじんじゃ いぬづかある百姓夫婦に子が生まれたが、産後の肥立ちが悪いため、雌犬の乳で子を育てたその礼に雌犬を伊勢参に送り出したところ、半年後に首にお札を結わえて戻ってきた直後に犬が死んだため、それを祀る塚(鳥獣墓)を建てた(帰参して3年... 2025.08.04郡内
佐渡地持院の松(新潟県佐渡市) じちいんのまつ佐渡の者が伊勢参に行くと、必ず“三日市の太夫”の家に泊まる地持院のお松と名乗る女が、路銀(貨幣)が足りないので貸して欲しいと太夫に頼んで、借りていった太夫が所用で佐渡の地持院に行き、女を捜したが見つからず、松の古木へ行くと枝に... 2025.07.28佐渡
下越石瀬の一本杉(新潟県新潟市西蒲区) いしぜのいっぽんすぎ宿代が足りずに困っていた伊勢参の姉妹を、宿の主人が助けた主人が、お松とお杉の姉妹が住んでいると言った越後へ赴いた際に訪ねたが、そのような住人は居なかった村人が、同じ名の松と杉の巨木があることを教え、主人が行ってみると、枝... 2025.04.07下越
高松坂出王子神社 キイキ石(香川県坂出市) おうじじんじゃ きいきいし王子神社境内にある伊勢神宮から持ち帰った(伊勢参)小石が大きくなったものと言われる(成長する石)名前は、成長する時に発する音、鼠の鳴き声を由来するとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.104香川県坂出... 2025.03.06高松坂出