侍女

安芸

姫ヶ池(広島県東広島市)

ひめがいけ所領を奪われた菖蒲御前が落ち延びる途中、追っ手が迫る危機があったその時、侍女の鶴姫が菖蒲御前を名乗って池に飛び込み、時間稼ぎをしたおかげで逃げ切れた鶴姫が入水した池であることから姫ヶ池の名が付いた(地名の由来)『日本の伝説21 広...
日田竹田

三日月の滝(大分県玖珠町)

みかづきのたき清原正高(廷臣)は少納言であったが、醍醐天皇の孫の小松女院(皇族)との身分違いの恋のために、豊後に左遷される小松女院は正高を追って豊後に入るが、既に地元の女と結婚したことを知り、侍女と共にこの三日月の滝に身を投げた(悲恋伝説)...
東讃

お妻の局社(香川県小豆島町)

おさいのつぼねしゃ菊亭家の侍女で京洛三美人と言われ、佐々木信胤(南北朝の武将)と共に島に渡ったお妻の局の墓碑星ヶ城の落城の際にこの地で自害し、祀られた(落城伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.99香川県小豆島町 安田
東讃

静薬師庵(香川県三木町)

しずかやくしあん母親の故郷である讃岐に来た静御前は、ここで尼となって義経らの菩提を弔った母の死後間もなく静御前も病死し、仕えていた侍女も庵の裏にある池に入水した薬師庵には静御前、静御前の子、侍女の琴路の墓がある『日本の伝説5 讃岐の伝説』(...
村山

玉虫沼(山形県山辺町)

たまむしぬま玉虫という名の娘が侍女として山辺城主に仕え、神から授かった蛇を入れて飯(食品食材)を炊き、城主一家から寵愛された古くからの侍女達に妬まれ、調理の秘密を知られた玉虫は城から追放された世をはかなんだ玉虫は蛇と共に沼に入水し、沼の主と...