供養塔

南信

九つ塚跡(長野県富士見町)

ここのつづかあと武田信玄と小笠原・諏訪・村上・木曽の連合軍との瀬沢合戦(戦国の戦い)があった将兵の遺体を9つの塚に分けて葬ったが(墓所)、現在は跡を示す供養塔がある『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.92長野県富士見町 横吹
東信

松原湖(長野県小海町)

まつばらこ源頼朝の病気を治すため、畠山重忠は龍の生き肝を手に入れるために松原湖に来たそこに母親が現れ、自分が龍となるので、殺して肝を献ずるよう言った(肉親の犠牲)重忠はやむなく母の龍を殺して肝を取ったが、その供養のために塔を建立した弁財天近...
洛外

梅若塚(京都市西京区)

うめわかづか金蔵寺の途中、不動堂の境内にある後に金蔵寺の住持となる桂海(僧侶)が延暦寺にいた時、三井寺の稚児だった梅若と懇ろとなり、梅若が出奔する騒ぎとなるこれが両寺のいさかいとなり、それを苦にした梅若が入水したため、桂海が供養塔を建てた『...
洛外

お半長右衛門の供養塔(京都市右京区)

おはんちょうえもんのくようとう桂川で殺された2人の男女を供養するために建てられた供養塔「桂川連理柵」の題名で人形浄瑠璃(演劇)が上演され、心中物と解された(実際は年齢差も大きく、金品も奪われているとのこと)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川...
洛中

六波羅蜜寺 阿古屋塚(京都市東山区)

ろくはらみつじ あこやづか六波羅蜜寺にある供養塔平景清の愛人であった遊女の阿古屋は捕らえられ、景清の行方を詮議された琴・三味線・胡弓を弾かせてその音曲に乱れがないため、嘘はないと釈放された(阿古屋の琴責め)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川...