奥能登

光栄寺(石川県輪島市)

こうえいじ本堂欄間の彫られた夫婦龍(像)が抜け出して、川で水浴びをした後にしだれ桜の木(既に枯死)の下で休んでいた夜明け前にその姿を見た村人によって、抜け出られないように目に釘を打たれた(動く絵や像)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角...
能登南

久麻加夫都阿良加志比古神社(石川県七尾市)

くまかぶとあらかしひこじんじゃ通名・熊甲神社祭神は都努加阿羅斯止神で、意富加羅国の王子とされる(渡来人)境内にある杉の木は八百比丘尼が植えたものとされ、天狗が棲んでいた古い随身像は、桃を投げつけられて右目が潰れており、氏子の村では桃の実がな...
能登南

白鬚神社(石川県羽咋市)

しらひげじんじゃ拝殿妻にある龍虎の彫り物(像)が夜な夜な抜け出して邑知潟で魚を獲るため、足に釘を打って動けないようにした(動く絵や像)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p,98石川県羽咋市 千路町
東葛飾

長久寺(千葉県野田市)

ちょうきゅうじ平将門が毘沙門天像を勧請し、加護を祈念したとされるこの勧請の際に用いた木簡も残るとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.26千葉県野田市 瀬戸
豊前国東

自性寺 河童の詫び証文(大分県中津市)

じしょうじ かっぱのわびしょうもん自性寺にある証文(文書)女中(別説では小僧)に憑依した河童のケンヒキ太郎を海門禅師(名僧)が改心させ、詫び証文を書かせたケンヒキ太郎は、壇ノ浦の戦いで入水した平家の武士の生まれ変わりで、人間に戻ろうとして取...
村山

専称寺 夜泣き力士像(山形県山形市)

せんしょうじ よなきりきしぞう専称寺の本堂の屋根を支える四隅の束柱にある、左甚五郎作の4体の彫像夜になると本堂から抜け出して、相撲を取って遊んでいた(動く絵や像)足を釘付けされてしまい、遊びに出られなくなったため、夜ごと泣いたという(泣く物...
洛外

将軍塚(京都市山科区)

しょうぐんづか平安京造設時に和気清麻呂の献策によって造られた塚土製の武人像に甲冑・武具を着けて埋める保元の乱、平治の乱など、国家の変事に鳴動する(予言の怪)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.11日本伝承大鑑 京都市山科区 厨子奥花...