僧侶

中越

良寛堂(新潟県出雲崎町)

りょうかんどう良寛(僧侶:歌人:書家)の生家である橘屋跡(屋敷跡)に建てられた、良寛の遺徳を偲ぶ堂宇『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.62新潟県出雲崎町 石井町
中越

広大寺(新潟県十日町市)

こうだいじ信濃川にできた中洲の耕作権を巡って、広大寺と縮問屋の最上屋が対立した最上屋は白岩和尚(僧侶)を貶める卑猥な詞の歌を流行らせ、それが数多くの民謡(音曲)の原型となる「新保広大寺」となった最終的に広大寺側が敗訴し、白岩和尚は怨みを含ん...
中越

道円塚(新潟県魚沼市)

どうえんづか破間川が決壊したため堤防工事をするも上手くいかず、道円という名の旅僧が人柱を立てるよう進言したしかし人柱に志願する者がないので、旅僧(僧侶)自身が人柱となった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.48新潟県魚沼市 田中
上越

人柱供養堂(新潟県上越市)

ひとばしらくようどう盲目の旅僧(僧侶)が、地滑りを起こして池を造ろうとしていた大蛇のはかりごとを聞いた旅僧は村人に危急を伝え、最後に自らを人柱として、蛇の企みを防いだ昭和になって、大甕の中に座禅を組んだ状態の人骨が発見され、伝説が実証された...
日田竹田

慈恩の滝(大分県日田市)

じおんのたき滝に棲んでいた大蛇は度々田畑を荒らし回っていた旅の僧侶が経を読むと、大蛇に付いていた寄生虫が落ち、暴れることがなくなった大蛇はお礼に天に昇って雨を降らせた(動物報恩譚)ことから、滝の名がついたとされる(地名の由来)『日本の伝説4...
豊前国東

快長院の人柱(大分県宇佐市)

かいちょういんのひとばしら安心院七不思議の1つ快長院という僧侶が、村の人に看護された礼に、水の印を結んで入定したその後、村は水に困ることなく、また火災に遭うこともなくなったという(人柱)それから、真夜中になると、入定した時の鉦の音が聞こえる...
豊前国東

文殊仙寺 宝篋印塔(大分県国東市)

もんじゅせんじ ほうきょういんとう国東半島で最大の宝篋印塔高崎藩士に仕えていた男が主人の妻と密通し(不義密通)、主人を殺して失踪、さらに逃亡中にその妻を殺した男は改心し、文殊仙寺で浄覚(僧侶)と名乗ると、宝篋印塔造立を始めたその後藩士の息子...
豊前国東

両子寺 鬼橋(大分県国東市)

ふたごじ おにばし両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という怪力の僧侶が一枚岩の巨石を運んで橋にした(怪力伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
豊前国東

両子寺 鬼の背割(大分県国東市)

ふたごじ おにのせわり両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という僧侶が、岩を2つに割って参道とした(切断した石)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
臼杵佐伯

長良神社(大分県佐伯市)

ながらじんじゃ土佐から船で佐伯へ渡った僧侶が、佐伯の港に近づくと荒れた海へ飛び込んだ船頭が見ると、水面を白蛇が岸を目指して泳いでいたその後、蛇が上陸した土地で抜け殻と仏像が見つかり、抜け殻を祀った(創建伝説)僧侶は蛇の化身ではなく、嵐を鎮め...