八百比丘尼

さいたま川口

慈眼寺 八百比丘尼の碑(埼玉県さいたま市西区)

じげんじ やおびくにのひ若狭国に住む通鴻という者が龍宮へ行き、土産に貰った人魚の肉を娘が食べ不老不死となった娘は八百比丘尼となり、武蔵の地に長年住み続けたが何処ともなくいなくなった一説では、800歳でこの地を訪れた尼は、善政を敷く領主に残り...
佐渡

八百比丘尼の生家(新潟県佐渡市)

やおびくにのせいか羽茂の浜で酒盛りをしていると見知らぬ男が加わり、その後男が村人を龍宮城のような建物に招待した宴を中座した者が調理場で人魚を見つけ、気味悪がって貰った土産も海に投げ棄ててしまった田屋家の者だけが土産を持ち帰り、娘がそれを食べ...
奥能登

比丘尼沢(石川県輪島市)

びくにさわ八百比丘尼が生まれた土地であるとされ、九穴の貝(鮑)を食べたため、不老不死となった現在の比丘尼沢ポケットパーク付近の土地とされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.140石川県輪島市 繩又町
奥能登

倒さ杉(石川県珠洲市)

さかさすぎ八百比丘尼が近くの高照寺の薬師如来に祈願して、昼食の杉の箸を刺して、百日千万遍の念仏を唱えた祈願が叶い比丘尼の病は癒え、箸も根付いて巨木となった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.125石川県珠洲市 上戸町寺社
奥能登

高井の地蔵杉(石川県珠洲市)

たかいのじぞうすぎ八百比丘尼が植えたとされる杉の木木が成長し、根元に置いてあった地蔵を抱え込む形となった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.124石川県珠洲市 宝立町春日野
能登南

久麻加夫都阿良加志比古神社(石川県七尾市)

くまかぶとあらかしひこじんじゃ通名・熊甲神社祭神は都努加阿羅斯止神で、意富加羅国の王子とされる(渡来人)境内にある杉の木は八百比丘尼が植えたものとされ、天狗が棲んでいた古い随身像は、桃を投げつけられて右目が潰れており、氏子の村では桃の実がな...
能登南

▲穴神様(石川県志賀町)

あながみさま生神社のそばの高台にある小さな洞穴源義経の愛妾の墓とされる八百比丘尼が一夜の宿としたとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.89石川県志賀町 富来生神
尾張

円福寺 八百比丘尼堂(愛知県春日井市)

えんぷくじ やおびくにどうこのあたりが海に面した頃、首から上が人間の魚(人魚)が捕れ、それを食した少女が不老不死となった800年生き長らえた女は剃髪して諸国を巡り、若狭の空印寺で入定、八百比丘尼と呼ばれた一説では、寺の裏山にある、若狭へ通ず...
尾張

小塞神社(愛知県一宮市)

おぜきじんじゃ別名・船着大明神かつてはこの地まで海が入り込んでおり、船着き場の港として栄えていたとされるこの土地の者が、若狭の空印寺で八百比丘尼と対面した際、比丘尼がこの土地に住んで船で直接若狭へ行ったと聞いた『日本の伝説7 愛知の伝説』(...
尾張

八百比丘尼の岩(愛知県犬山市)

やおびくにのいわ尾張富士の登山道にある岩女人禁制を犯して八百比丘尼が山に登り、この岩に触れたところ手が離れなくなり、手形がついた(痕が残る石)その後、夢に祭神が現れ山頂に石を積み上げるよう告げたため(夢告)、石上げ祭(祭礼)が始まった『日本...