刀剣

名古屋

龍泉寺(愛知県名古屋市守山区)

りゅうせんじ最澄が熱田神宮に参籠していた際、龍神のお告げを聞いて多々羅池で経を上げると、池の龍が昇天した龍の昇天の後に残された馬頭観音を本尊とする空海が熱田神宮に参籠していた際、熱田の八剣のうちの三剣(刀剣)を埋め納めた多々羅池の龍王が一夜...
上越

猫又稲荷(新潟県上越市)

ねこまたいなり正式名・土橋稲荷神社重倉山に怪獣が棲み着いたため、郡代が退治に行ったが、鉄砲も撥ね返すほどの身体であった中ノ俣の吉十郎という若者が単身で怪物を退治したが(化け物退治)、吉十郎も死んでしまった怪物の正体は化け猫であり(化け物)、...
大分別府

早吸日女神社(大分県大分市)

はやすいひめじんじゃ神武天皇の東征(神武東征)の折、海女の黒砂・真砂の姉妹が、海底に住む大蛸から神剣を取り上げて奉じたこの神剣(刀剣)を御神体として創建された神社(創建伝説)神剣を守る蛸を眷属(神使)とし、蛸の絵を奉納して蛸を一定期間食べな...
西讃

有木の里(香川県観音寺市)

ありきのさとこの地に平有盛(平氏)が落ち延びてきてしばらく滞在したが、その後祖谷に向かったとされる(平家の落人)有盛が匿ってもらった礼に、小烏丸という太刀(刀剣)を置いていった(盗難により所在不明)有盛が京から持ってきた阿弥陀如来像(仏像)...
高松坂出

血の池(香川県高松市)

ちのいけ屋島寺近くにある池空海が宝珠(宝物)を納めたとされる屋島の戦いの後、源氏の兵が刀剣を洗ったとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.25日本伝承大鑑:香川県高松市 屋島東町
北信

相森神社(長野県須坂市)

あいのもりじんじゃ京の公家の姫君・乙姫が恋人を慕って須坂まで来たが、会うことが出来ず自害した自害に使った短刀(刀剣)が祟りをなすので、神社に合祀した(祟る物)嫁入りの行列はこの神社を避けて通ったとされる(破談の俗信)『日本の伝説3 信州の伝...
東信

禅昌寺 最勝洞(長野県佐久市)

ぜんしょうじ さいしょうどう禅昌寺の裏山にある、約10ほどの洞穴の総称(広川原洞穴群)一番大きい「本穴」には、いくつかの地底湖(池)がある地底湖のうち、機織池では弁財天が機を織っていたり、弁天池には機織の道具があったと言われる金物がタブーで...
国頭

今帰仁城跡(沖縄県今帰仁村)

なきじんじょうあと城主の攀安知(琉球の名族)は、味方の裏切りによって城を奪われた(落城伝説)攀は、城の守護神であった霊石を宝剣・千代金丸(刀剣)で切りつけてから自害したという『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.80沖縄県今帰仁村 今...
山城

長池(京都府城陽市)

ながいけかつて新野池という池があり、悪蛇が棲み着いて害をなしたこの蛇を退治した時(化け物退治)、尾の中から一振りの神剣(刀剣)が出てきたため、大和の石上神社に奉納した現在池はなく、JR長池駅前にモニュメントが造られている『日本の伝説1 京都...
洛外

花山稲荷神社(京都市山科区)

かざんいなりじんじゃ三条小鍛治宗近(刀匠)が参籠して、稲荷の神の相槌で<小狐丸(刀剣)>を打ち上げたとされる大石内蔵助ゆかりの断食石や血判石(名石)・寄進の鳥居などがある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.92京都市山科区 西野山欠...