創建伝説

四万十足摺

井森神社(高知県四万十市)

いもりじんじゃ土御門上皇の皇子の妃である千代鶴姫(妊婦)は、配流地の土佐へ赴く途中、山の中で産気付いて出産した大屋敷まで辿り着いたが、そこで8匹の狼に取り囲まれてしまった(子女受難)姫は手持ちの鏡で照らして狼を怯ませて逃げようとしたが、鏡を...
嶺北仁淀川

市野々大師堂(高知県土佐市)

いちののだいしどう元禄の頃、この地で宿を営む新介のところに泊まった反物売り(商人)が殺され、新介が捕らえられた(冤罪)新介は無実を訴え、1ヶ月のうちに真犯人を捜すよう特別に解き放たれた新介は山を越えた観音堂へ30日間の願掛けをおこない、その...
高知物部川

星神社(高知県高知市春野町森山)

ほしじんじゃある年、空に奇怪な星が現れ、流行病で多くの人が死んでしまった災いの原因が星とみた、郷士(名士)の二階堂弥太夫は自慢の強弓でその星を射落とした星は落ちても7日7晩光り続け、弥太夫も熱病で死んでしまったため(祟り)、星を祀る神社を建...
嶺北仁淀川

日吉神社(高知県仁淀川町)

ひよしじんじゃ大晦日にある遍路(巡礼六部)が一夜の宿を求めたところ、長者は拒絶し、隣の貧しい老夫婦が宿を貸した翌朝老夫婦が長者へ挨拶に行く前、遍路に手拭いで顔を拭けと言われ、その通りすると2人は若返った子細を聞いた長者夫婦も遍路に若返り法を...
高知物部川

小松神社(高知県香美市)

こまつじんじゃ一人の老婆が御神体を背負ってこのあたりの村まで来て祀った(創建伝説)間もなく御神体が光って谷底へ飛んで落ちたため、老婆がそれを追って、そのまま谷底に安置した(動く絵や像)老婆の使っていた杖が、境内にある松の木に成長した『日本の...
吉野

国王神社(奈良県十津川村)

こくおうじんじゃ北朝の軍勢に追われた長慶天皇は十津川で自害され、水葬されたその後七日七晩川から怪光が発せられたため調べると、長慶天皇の御首(首級)が見つかったその御首を南帝陵(首塚)として祀ったのが国王神社の始まりとされる(創建伝説)『日本...
吉野

笠之辻地蔵(奈良県五條市)

かさのつじじぞう桜井康成という武士(武人)は狩り好きで、母親は常にその殺生を戒めていたある時康成は、猪の皮を被って戒めようとした母を誤って射殺してしまい、仏門に入った(因果応報譚)康成は郡山の矢田寺の地蔵菩薩を日参していたが、夢で地蔵から「...
吉野

転法輪寺 狩場大明神(奈良県五條市)

てんぽうりんじ かりばだいみょうじん遣唐使の帰りに投げた三鈷杵(金剛杵)の行方を追った空海がこの地で猟師と出会い、落ちた場所へ案内してもらった猟師は白と黒の2匹の犬を先導させて高野山へ空海を導き、自ら狩場大明神(その他の神々)を名乗った空海...
吉野

桜本坊(奈良県吉野町)

さくらもとぼう大海人皇子が吉野にあった冬の夜、夢で満開の桜を見て、目覚めて窓を開けると山に満開の桜があった角乗法師(名僧)に夢占いさせると、王となる夢とされ、翌年天武天皇として即位した即位後にその桜の木を求め、その場所に桜本坊を建てた(創建...
生駒葛城

吉祥草寺(奈良県御所市)

きっしょうそうじ役行者の生誕地であり、役行者自身が創建した寺院(創建伝説)役行者ゆかりの産湯の井戸や腰掛け石が境内にあるまた行者堂には、自作の役行者像(貴人像)と母親の像が安置される『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.109奈良県...