創建伝説

中頭

普天間宮(沖縄県宜野湾市)

ふてんまぐう琉球八社の1つ首里桃原に出現した女神が境内の洞穴に籠もったとされる(創建伝説)洞穴から仙人(異人)が現れ「我は熊野権現なり」と示されたとも『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.63沖縄県宜野湾市 普天間
島尻

白銀堂(沖縄県糸満市)

はくぎんどうある漁師(漁夫)が薩摩の侍(藩士)から大金を借りたが、返す目処が立たずに岩穴(洞穴)に逃げ隠れた侍が斬ろうとした時、漁師は「怒ったら手を出すな、手を出すなら怒るな」と言って侍の怒りを抑えた一旦帰国した侍は、自宅で妻が誰かと寝てい...
島尻

普天間権現発祥地(沖縄県那覇市)

ふてんまごんげんはっしょうち人目を忍んで暮らしていた女があったが、妹の夫に姿を見られたため、そのまま洞窟(洞穴)に逃げ隠れた姉の姿は洞窟内にもなかったので、神の化身とされ、社が建てられた(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p...
島尻

天久宮(沖縄県那覇市)

あめくぐう琉球八社の1つ美しい女人が法師と共に不意に現れたり消えたりすることがたびたびあったため、神として祀った(異人)女人は弁財天、法師は熊野権現を名乗ったとされる(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.17沖縄県那覇市 ...
島尻

波上宮(沖縄県那覇市)

なみのうえぐう琉球八社の1つ(琉球国一之宮)ある者が得た喋る石を当地に移したところ石が神託し、王府が社殿を建てて祀ったとされる(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.14沖縄県那覇市 若狭
山城

蟹満寺(京都府木津川市)

かにまんじある時、娘が食用の蟹を助けてやった。父も『娘をやる』条件で蛇から蛙を助けた蛇は人間に化身して娘を貰い受けに来るが、父娘は3日の猶予を願い、観音経を唱え続けた3日後蛇は業を煮やして暴れ回るが、無数の蟹が蛇を退治した(動物報恩譚:化け...
山城

旦椋神社(京都府城陽市)

あさくらじんじゃ以仁王の冑(兜)を御神体とし、冑明神の別名を持つ討死した以仁王の遺体が運ばれる途中、ここで冑が落ちたため、里人が拾った拾った冑は隠されたが、怪しいことが起こるようになって、社を建てて祀ったという(創建伝説)『日本の伝説1 京...
洛外

車折神社(京都市右京区)

くるまざきじんじゃ清原頼業(廷臣)を祀り、後嵯峨院(天皇)の牛車がこの地で突然止まって轅が折れたことから社名がついた(創建伝説)頼業の名から、金が「より」、事が「なり」、商売繁盛(金運)のご利益がある神石を1個借り、祈願成就すると1個石をつ...
洛外

賀茂別雷神社(京都市北区)

かもわけいかづちじんじゃ通称・上賀茂神社山城国一之宮建角身命の娘・玉依媛が川上から流れてきた丹塗りの矢を持って帰った後、祭神の別雷命(その他の神々)を産んだとされる(創建伝説)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.83京都市北区 上賀...
洛外

貴船神社 船形石(京都市左京区)

きぶねじんじゃ ふながたいし貴船神社奥宮にある磐座祭神が淀川から鴨川を経て貴船川を遡ってきた船を隠した場所とされる(化身した石:創建伝説)手を触れると祟ると言われる(祟るもの)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.80京都市左京区 鞍...