臼杵佐伯沈堕の滝(大分県豊後大野市) ちんだのたき早吸日女神社の神主には子がなかったが、沈堕の滝で蛇を助けた後、3枚の鱗が背にある娘が生まれた娘が17の時に使いの者が来て、娘は正体を明かして沈堕の滝に戻った(動物報恩譚)滝には別の主がおり、蛇体となった娘は両親から刀を借りて退治... 2025.03.15臼杵佐伯
庄内▲川上神社(山形県酒田市) かわかみじんじゃ旅の娘が一夜の宿を求めるが、寝室にいたのは大蛇であった大蛇は川をさかのぼって龍になる途上であったが、人に姿を見られたため、それが出来なくなった大蛇は一夜の宿の礼として水の不便はさせないと約束し、村人は社を建てて祀った(動物報... 2025.02.18庄内
置賜猫の宮(山形県高畠町) ねこのみや延暦年間(781~801年)、高安村の庄屋夫婦は子供がないため、夢のお告げで1匹の三毛猫を飼った三毛猫は妻の後をつきまとったため、主人がついに刀で首を切った切られた猫の首は、屋根裏にいた蛇に噛みつき退治した(動物報恩譚)蛇は、かつ... 2025.02.12置賜
置賜鶴布山珍蔵寺(山形県南陽市) かくふざんちんぞうじ金蔵という男が鶴を助けてやったところ、その夜、妻にして欲しいという女が訪ねてきた女はあるものを作るので7日間部屋を覗かないよう言ったが、金蔵は中を見てしまった(見るなの禁止)女の正体は鶴で、恩返し(動物報恩譚)のため自ら... 2025.02.09置賜
南信白蛇道(長野県富士見町) はくじゃみち?程久保川沿いに山神とを祀った祠があるある老人が白蛇を助けたところ、山葡萄などの採れる場所を教えてくれたという伝説が残る()『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.93長野県富士見町 花場 2025.01.28南信
丹後鶏塚(京都府宮津市) にわとりづか飼い猫が主人を食い殺そうと女に化けたのを知った鶏が、それを知らせるため鳴き続けた(動物報恩譚)騒ぎとなったため猫は鶏を食い殺して逃げ、鶏は丁重に葬られた実際には和泉式部の歌(和歌)反故を埋め、そこに供養塔を建てたもの(その歌に“... 2024.12.26丹後
山城蟹満寺(京都府木津川市) かにまんじある時、娘が食用の蟹を助けてやった。父も『娘をやる』条件で蛇から蛙を助けた蛇は人間に化身して娘を貰い受けに来るが、父娘は3日の猶予を願い、観音経を唱え続けた3日後蛇は業を煮やして暴れ回るが、無数の蟹が蛇を退治した(動物報恩譚:化け... 2024.12.22山城