化け物封印

吉野十津川

蛇之倉七尾山(奈良県天川村)

じゃのくらななおさん大峯山修行の邪魔をしていた雌雄の大蛇のうち雄蛇は封印されたが、雌蛇がこの山中に逃れた雌蛇は奥の院に当たる洞穴に封印されたとする(化け物封印)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.120奈良県天川村 洞川
吉野十津川

蟷螂の窟(奈良県天川村)

とうろうのいわやこの洞穴に雌雄の大蛇が棲み着き、大峯山修行をする者に危害を加えていた大峯山再興のために洞川へ赴いた聖宝(名僧)が法力によって雄蛇をこの洞穴に封印した(化け物封印)カマキリが威嚇するような姿勢で入らないと頭を打つためこの名が付...
橿原桜井天理

岡寺 龍蓋池(奈良県明日香村)

おかでら りゅうがいいけ境内にある池で大蛇(龍)が棲んでいたが、義淵(名僧)が退治した(化け物封印)日照りの時に池の中央にある石(封印の石)を動かすと雨が降る(雨乞い伝説)創建当時は“龍蓋寺”の寺名であった『日本の伝説13 奈良の伝説』(角...
川越所沢飯能

龍穏寺(埼玉県越生町)

りゅうおんじかつて大きな淵に悪龍が棲み着いたため、太田道灌が雲崗和尚(名僧)に退治を頼んだ和尚が龍を退治すると、淵は土で埋まったため、そこに龍穏寺を移築した(化け物封印:創建伝説)太田道灌が淵に棲む龍から10年間土地を借りて寺を建て、龍は下...
高崎安中富岡

龍駒山(群馬県安中市)

りゅうこまざん標高640mの山で、通称・鼻曲がり山碓井貞光がこの地で乗り捨てた馬が出没して、作物や人畜に被害をもたらした妙義山の長性坊法印(行者山伏)が法力で馬を山の絶壁に封じ込めた(化け物封印)奔馬がたてがみを振り立てている姿に似た形の山...
高崎安中富岡

大泉寺 チャンコロリン石(群馬県安中市)

だいせんじ ちゃんころりんいし夜な夜な町に出て、お囃子のようなチャンコロリンと音を立てて動き回った石(音の怪:怪の棲む石:動く石)刀や鉄砲にも動じなかったが、住職が釘を打ち据えたところ動かなくなった(化け物封印)『日本の伝説27 上州の伝説...
桐生太田館林

蛇留淵(群馬県桐生市)

じゃるぶち桐生川上流の淵に大蛇が棲み着き、村を荒らしていた三境坊という行者(行者山伏:僧侶)がそれを聞き、法力で淵に閉じ込めた(化け物封印)あるいは、刀(刀剣)で斬り殺して近くの大正院に“蛇切丸”として納めたとも『日本の伝説27 上州の伝説...
指宿枕崎日置

善積寺跡 座禅石(鹿児島県南九州市)

ぜんせきじあと ざぜんいし14世紀頃に創建された寺の本堂跡に残る石境内に棲み着く大蛇が害をなすため、開山である正菊和尚(名僧)がこの石に座禅を組んで(腰掛け石)天に追いやった(化け物封印)さらに石の上に炒り豆を置いて、これが芽吹くまで天から...
鹿屋垂水曽於

金峯神社 蛇王権現(鹿児島県曽於市)

かねみねじんじゃ じゃおうごんげん帝釈池に棲む大蛇が人身御供を要求するため、仏性院の和尚が読経をして追い出した(化け物封印)逃げ出した大蛇は高之峰の山頂近くの大石を尻尾で割るとその割れ目の中に隠れた金峯神社の境内にある蛇王権現と呼ばれる石(...
鹿屋垂水曽於

道隆寺跡(鹿児島県肝付町)

どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠...