高松坂出八十場の霊泉(香川県坂出市) やそばのれいせん悪魚(怪魚)退治した日本武尊(あるいは讃留霊王)一行は、その毒気に当てられて人事不省となった(化け物退治)その時神童が現れて、この湧水の水を飲ませて88名を正気に返らせた(地名の由来)崇徳上皇が崩御した後、遺体をこの水に浸し... 2025.03.03高松坂出
高松坂出百々淵(香川県高松市) どうどうのふち「童洞」とも表記鮎滝橋の北にある淵大蛇が棲み着いており、別子(別枝)八郎という弓の名人(武人)が退治しようとした大蛇は頭に鐘をかぶり矢を防いだが、二の矢に当たり、数日後死体が河口の沖合に浮かんだ(化け物退治)大蛇のかぶっていた... 2025.03.03高松坂出
高松坂出由良相撲土俵跡(香川県高松市) ゆらすもうどひょうあと地元の名士である鎌倉一学は相撲の達者であった(怪力伝説)清水神社の奉納相撲で挑んできた化け物を退治したとされ(化け物退治)、その石像が土俵跡に埋められていると言われる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.14香川... 2025.03.02高松坂出
庄内椙尾神社(山形県鶴岡市) すぎのおじんじゃ神社の裏山に化け物が棲み着き、若い娘の人身御供を要求していた旅の六部が盗み見すると、大入道が現れ「丹波のめっけ犬には聞かせるな」と言う言葉を聞いためっけ犬は見事に大入道(正体は狢)を退治したが死に(化け物退治)、神社と村の守... 2025.02.18庄内
最上小松淵(山形県大蔵村) こまつぶち淵にある洞穴に大蛇が棲んでおり、橋に化けて人を襲ったり、田畑を荒らすなどしていた新庄の殿様が小山八郎(武人)に命じて大蛇を退治させたが、流れ出た血が七日七晩川を赤く染めたとされる(化け物退治)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店... 2025.02.17最上
村山べんべこ太郎の墓(山形県天童市) べんべこたろうのはか3年に一度若い娘を人身御供として神に差し出す習慣があったが、その神の正体は狸だった狸たちが怖れる「信濃のべんべこ太郎」という犬を連れて来て狸を退治した(化け物退治)狸を退治したべんべこ太郎も傷が元で死んだため、墓を築いて... 2025.02.17村山
置賜猫の宮(山形県高畠町) ねこのみや延暦年間(781~801年)、高安村の庄屋夫婦は子供がないため、夢のお告げで1匹の三毛猫を飼った三毛猫は妻の後をつきまとったため、主人がついに刀で首を切った切られた猫の首は、屋根裏にいた蛇に噛みつき退治した(動物報恩譚)蛇は、かつ... 2025.02.12置賜
置賜犬の宮(山形県高畠町) いぬのみや和銅年間(708~714年)、この地に役人が来て、年貢の代わりに年2回子供を差し出すことを要求(人身御供)ある盲法師が、役人が「甲斐の三毛犬・四毛犬に知らせるな」と話しているのを聞き、甲斐から2頭の犬を招いた酒宴の場に犬を放つと大... 2025.02.12置賜
置賜大宮子易神社(山形県小国町) おおみやこやすじんじゃ安産の神とされ、お産に臨む際には、産屋に子易神を祀ってこもる風習が残る猿神退治(化け物退治)をした犬を祀るとされている(人身御供)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.16山形県小国町 増岡 2025.02.09置賜
下越大里峠(新潟県関川村/山形県小国町) おおりとうげ狩人の忠蔵は大蛇を仕留めて、その肉を味噌漬けにしていたが、妻のおりのがそれを食べ尽くして大蛇となった(変身譚)大蛇となったおりのは大里峠に棲み着いたが、ある時琵琶法師の音曲に誘われ、里を大沼に変える秘密を告げる琵琶法師はその秘密... 2025.02.09下越