西毛駿河大明神宮社(群馬県神流町) するがだいみょうじんぐうしゃ平将門の敗死後、側室の駿河御前が従者を連れて付近の山中へ逃亡した(落城伝説)途中で2人は関係を持ったが(不義密通)、従者は畏れ多いとして、蕗の葉を間にして行為に及んだその後駿河御前は恥じて自害すると男根型の石と化... 2025.10.02西毛
北毛花咲石(群馬県片品村) はなさくいし東征の帰途に日本武尊が、付近を荒らし回る悪勢(おぜ)という賊(盗賊)の砦を焼き討ちにした悪勢の長は妻子だけ逃がそうとしたが、妻は大火傷を負ってしまい、そのまま石に変化した(化身した石)石は表面に牡丹の花の模様があり、その後悪疫が... 2025.09.27北毛
中毛米岡の姥石(群馬県伊勢崎市) よねおかのうばいし新田義貞が鎌倉へ攻め込む時、軍勢に甘酒(食品食材)を振る舞っていた老婆が馬に蹴られて死んだ鎌倉攻略後、丁重に葬ると遺体が石になった(化身した石)世良田の長楽寺に安置したところ、毎夜泣く声がするため、元の場所に戻した(夜泣き... 2025.09.25中毛
中毛牛石(群馬県伊勢崎市) うしいし源義経一行が増水した粕川(河川)を渡ろうとしたが、試しに連れていた黒牛を先に渡らせた牛は濁流に呑まれて消えたが、翌日水が引くと巨大な石になっていた(化身した石)五目牛町の地名の由来となったとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川... 2025.09.25中毛
東毛長楽寺開山堂 牛石・逆さ竹(群馬県太田市) ちょうらくじかいざんどう うしいし・さかさたけ世良田の長楽寺の開山に招かれた栄朝禅師(名僧)が乗ってきた牛が倒れてそのまま石となった(化身した石)また栄朝禅師が使っていた竹の杖を境内の地面に挿したところ、根付いて竹藪となった『日本の伝説27... 2025.09.23東毛
石見犬島・猫島(島根県浜田市) いぬじま・ねこじま石見国分寺の伽藍(堂宇)の影が遠く唐の国まで伸びて、不作が続いたため、唐の赤猫が海を渡ってきた赤猫は国分寺を燃やそうとするが、忠犬がそれに気付いて追いかけ回した赤猫は冷たい海に飛び込み、忠犬も後を追ったが、共に死んで島とな... 2025.09.10石見
北薩岩船(鹿児島県阿久根市) いわふね阿久根七不思議の一つ丹後の城主(田上隠岐守)が戦に敗れ、船で薩摩まで逃げてきた(落城伝説)この地で暴風に遭って帆柱が折れ、河口付近に座礁してそのまま石化した(化身した石)現在は砂に覆われ見ることが出来ない別説では、石樟船で漂着したの... 2025.08.27北薩
南薩材木嶽(鹿児島県いちき串木野市) ざいもくだけ冠岳の尾根にあり、山頂に柱状節理が多く見られ、積まれていた材木(用材)が一夜で石化したとされる(一夜作り伝説:化身した石)太鼓の音や歌声が聞こえる(音の怪)ことから天狗の住処と言われる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)... 2025.08.26南薩
峡北峡中獅子淵(山梨県北杜市) ししぶち江草城(獅子吼城)が落ちた時、山に棲む獅子(化け物)が走り下りて塩川の淵に飛び込んで石と化した(化身した石:落城伝説)集落では獅子舞や獅子の玩具も禁じられ、破るとと暴風雨になる(禁忌)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.8... 2025.08.10峡北峡中
峡北峡中饅頭峠(山梨県韮崎市) まんじゅうとうげ空海あるいは7人の山伏(行者山伏)がここを通った時、峠の茶店(店舗)で饅頭(菓子)を所望した店の婆が石なので食べられないと断ったが、その後饅頭は全て石に変わっていた(化身した石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.... 2025.08.10峡北峡中