化身した石

中信

▲商人石(長野県松本市)

あきんどいし?峠道にある、こぶし大の石が積み重なったもの松本の商人が追い剥ぎに殺され、そのまま石になったと言われる(化身した石)松本の物価を予言し、上がると山のように高くなり、安くなると崩れて道をふさぐこともあるという(目安の石)『日本の伝...
北信

姫の泣き石(長野県信濃町)

ひめのなきいし芋川の庄(現・信濃町)の殿様の姫君は、ある時身を守って怪我をした若侍と恋に落ちる殿様は兵を率いて戦をするが、姫はそれが心配で割ヶ岳まで出向く(戦乱)その地で、殿様の討死の報を聞き、さらに伝令となった若侍が雷に打たれて死んだため...
北信

比丘尼石(長野県長野市)

びくにいし戸隠神社奥社へ通じる古道にある奥社への参拝は女人禁制であったが、それを犯して先へ進んだある尼僧があった(禁を犯す)進んでまもなく尼僧は倒れ、そのまま石になってしまった(化身した石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.46長...
北信

夜泣き石(長野県千曲市)

よなきいし姨捨山に捨てられた老婆が石と化し(姨捨伝説)夜泣きをしたため、西行が読経したところ、悟りを開いて血を吹いて2つに割れたという(化身した石:血の出る石)酒屋に大猫のあやかしが現れ、やがて女中が赤ん坊を産んだが、突然行方不明となり石の...
北信

長楽寺 姥石(長野県千曲市)

ちょうらくじ うばいわ長楽寺境内にある山に捨てられた老婆が石に化身したとされる(化身した石:姨捨伝説)都から姨姫という女性がこの地を訪れ、傷心のままこの岩に登り月を眺めた月を見ているうちに己の心の醜さに気付き、そのまま岩から飛び降りて亡くな...
先島諸島

野底マーペー(沖縄県石垣市)

のそこまーぺー黒島に住んでいたマーペーという娘は、強制移住によって野底村に住まわされ、恋人と離ればなれとなった(悲恋伝説)ある時、野底山に登って故郷の島を臨もうとしたが、一番高い山に視界を遮られて見ることが出来なかったあまりの悲しみのために...
洛外

貴船神社 船形石(京都府京都市左京区)

きぶねじんじゃ ふながたいし貴船神社奥宮にある磐座祭神の玉依姫が淀川から鴨川を経て貴船川を遡ってきた黄色の船を隠した場所とされる(化身した石:創建伝説)この“黄色い船”が貴船の地名の由来となった手を触れると祟ると言われる(禁忌:祟るもの)『...
洛中

弁慶石(京都府京都市中京区)

べんけいいし衣川で討死した弁慶が化身した石「都に帰りたい」とわめくので京都まで運んだという(喋る石)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.62日本伝承大鑑 京都市中京区 三条通麩屋町東入ル弁慶石町