参道

出雲

▲八百屋お七・小姓吉三の墓(島根県出雲市)

やおやおきち・こしょうきちざのはか鰐淵寺参道にある墓碑(供養塔)八百屋お七慰霊のために出家した小姓吉三は全国を行脚中、鰐淵寺で行き倒れとなり、2人の墓が建てられた『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.52島根県出雲市 別所町
加賀

御鍋(石川県白山市)

おなべ白山参拝道(加賀禅定道:参道)最初の手洗所で、自然石で出来た御手水鉢が残る手水鉢の水は日照りでも減らず、理由なくかき混ぜると翌日は必ず雨になる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.38石川県白山市 瀬戸
東葛飾

弘法寺 涙石(千葉県市川市)

ぐほうじ なみだいし弘法寺へ行くための石段(参道)の27段目にある鈴木修理長頼(幕臣)が、日光東照宮造営に使う石材を、弘法寺の石段(階段)に流用した不正が明るみになったため、長頼はこの場所で切腹した長頼の怨みからこの石段は常に濡れているとさ...
豊前国東

両子寺 鬼の背割(大分県国東市)

ふたごじ おにのせわり両子寺七不思議の1つ鬼と呼ばれた千徳坊という僧侶が、岩を2つに割って参道とした(切断した石)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
豊前国東

両子寺 針の耳(大分県国東市)

ふたごじ はりのみみ両子寺七不思議の1つ岩が重なった状態で通り抜け出来るが、針の耳のように狭く抜けるのが難しそうに見える参道『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.85大分県国東市 両子
村山

立石寺 四寸道(山形県山形市)

りっしゃくじ よんすんみち山寺立石寺の参道にある両側から石がせり出し、道幅が4寸しかない悪人が通ると、石がさらにせり出して通れなくなると言われる(善悪の見分け)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.36山形県山形市 山寺
洛中

歌の中山(京都市東山区)

うたのなかやま清閑寺の僧侶・真燕が清水寺に通じる小径(参道)で美しい女人と出会う心を奪われ声を掛けた真燕に対して、女人を和歌で戒めた『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.25京都市東山区 清閑寺歌ノ中山町