磯城高市石舞台古墳(奈良県明日香村) いしぶたいこふん盛土が失われて石室が露出した状態の古墳蘇我馬子の墓所とされる狐が女に化けて、この巨石の上で踊ったことから“石舞台”の名が付いた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.59奈良県明日香村 祝戸 2025.11.15磯城高市
磯城高市安倍文殊院 東古墳(奈良県桜井市) あべもんじゅいん ひがしこふん安倍文殊院境内にある古墳で、空海自作の不動明王像が置かれる閼伽井から出る湧水は知恵水と呼ばれ、この水で墨を摺ると字が上達する(技芸上達)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.50奈良県桜井市 阿部 2025.11.15磯城高市
磯城高市箸墓古墳(奈良県桜井市) はしはかこふん倭迹迹日百襲姫命の陵墓とされる古墳姫は三輪の大物主神の妻となったが、その真の姿を見たいと懇願し、翌朝正体の小蛇の姿を見せた姫はそれを見て驚いたため、大物主神は「辱めを与える」と怒り去ってしまった落胆した姫がその場に座り込むと、... 2025.11.13磯城高市
奈良宇陀古市狐塚古墳(奈良県奈良市) ふるいちきつねづかこふん田の開墾のためにこの古墳を潰そうとした者が、ある夜便所へ行くと、古墳の方角に怪火を発見した怪しんでそちらへ行ったが、それきり行方知れずとなったため、手を付ける者がなくなった(祟り)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川... 2025.11.13奈良宇陀
奈良宇陀若草山(奈良県奈良市) わかくさやま山頂にある鶯塚古墳には幽霊(牛鬼)が出現したため、村人が山を焼いてそれを防いだこれが若草山の山焼きの行事となった東大寺と興福寺が山の領有を争ったが(訴訟)、宝暦10年(1760年)に奈良奉行所の調停で緩衝地帯として山焼きが始まっ... 2025.11.07奈良宇陀
川越飯能穴八幡古墳(埼玉県小川町) あなはちまんこふん7世紀後半に造られた方墳(古墳)で、寛文年間(1661~1673年)に新田開発中に横穴石室が発見された文政12年(1829年)、石室内に八幡社を勧請したが、吉原の遊女から篤く信仰された『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書... 2025.10.24川越飯能
西毛安楽寺 安楽寺古墳(群馬県高崎市) あんらくじ あんらくじこふん源頼朝が巻狩の帰途に倉賀野に逗留した時、倉賀野三郎高俊(源平の武将)の娘・卯月姫(姫君)が身辺の世話をした卯月姫は頼朝の眼病治癒の祈願を安楽寺岩屋(古墳)にある石仏に事前におこなって治した『日本の伝説27 上州の... 2025.09.29西毛
中毛軍配山古墳(群馬県玉村町) ぐんばいやまこふん4世紀頃に造られた、竪穴式の円墳滝川一益(戦国武将)が神流川の戦い(戦国の戦い)の際にこの古墳に陣を敷いて采配を振るったことが地名の由来となった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.46群馬県玉村町 角渕 2025.09.25中毛
中毛蛇穴山古墳(群馬県前橋市) じゃけつざんこふん蝦夷征討で討死した上毛野君田道(田道将軍)の墓とされる古墳追ってきた蝦夷(アイヌ蝦夷)の軍勢が墓を暴こうとすると、塚から大蛇が出現して毒を吐いて追い散らした『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.44群馬県前橋市 総... 2025.09.25中毛
出雲毘売塚古墳(島根県安来市) ひめづかこふん語臣猪麻呂(かたりのおみいまろ:地方豪族)の娘が浜でワニ(鮫)に足を食われて死んだ猪麻呂が復讐のために神に祈ると、多くのワニが1匹のワニを取り囲んで浜に来たので、刺し殺した腹を裂くと娘の足が出てきたので、娘の仇として切り刻んだ... 2025.09.03出雲