奈良宇陀北山十八間戸(奈良県奈良市) きたやまじゅうはちけんこ忍性上人(名僧)が癩病患者(病者)を収容する住居として建てた建築物(慈善事業)鎌倉時代に建てられた後に焼失、江戸時代に現在地に再建された『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.20日本伝承大鑑:奈良県奈良市 川... 2025.11.08奈良宇陀
奈良宇陀不審ヶ辻子(奈良県奈良市) ふしがづしかつて松浦という長者に忍び入った盗賊が捕らえられ、近くの谷に落とし殺したところ鬼となった鬼は元興寺の鐘楼に出現して人を襲ったが、道場法師(名僧)が取り押さえようとした(化け物退治)夜明け前に鬼は逃げ出し、この通りで見えなくなったた... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀東大寺 転害門(奈良県奈良市) とうだいじ てんがいもん宇佐神宮から勧請した八幡神がこの門から東大寺に入り、道々殺生禁断をした大仏開眼の導師・菩提僧正(名僧)が来日した折、行基がこの門から手招きした(手掻門)東大寺再建の折に参詣した源頼朝暗殺のため、平景清がこの門で身を隠... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀東大寺 閼伽井屋(奈良県奈良市) とうだいじ あかいや実忠和尚(名僧)が二月堂の修二会の際に全国の神を勧請したが、若狭国の遠敷明神(その他の神々)だけ遅参したそのため遠敷明神は、遠敷川から水を送り、二月堂下に湧水を出現させた井戸は“若狭井”と呼ばれ、この水は「お水取り」行事... 2025.11.07奈良宇陀
奈良宇陀東大寺 良弁杉(奈良県奈良市) とうだいじ ろうべんすぎ近江国で大鷲が幼子をさらい(子女受難)、東大寺の杉の木まで飛んできて羽を休めたそれを見た義淵僧正が幼子を助けたが、その子が成長して良弁僧正(名僧)となった『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.16奈良県奈良市... 2025.11.07奈良宇陀
秩父久昌寺 御手判石(埼玉県秩父市) きゅうしょうじ おてはんいし性空上人(名僧)が秩父巡礼した折、閻魔大王の許で経を読み多くの罪人を成仏させたその礼として閻魔大王から石の判(霊石)と証文(文書)を授かり、それを久昌寺に奉納し寺宝とした『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)... 2025.10.26秩父
熊谷深谷龍淵寺 開山坐禅石(埼玉県熊谷市) りゅうえんじ かいざんざぜんいし開山の和庵清順(名僧)がこの石の上で坐禅をしていると龍が現れたため、引導を渡した(腰掛け石:人外の悟り)翌日になると目の前の大きな池がなくなり平地となったので、そこに寺を建立した(創建伝説)『日本の伝説18 ... 2025.10.25熊谷深谷
川越飯能明星社・明星杉(埼玉県川越市) みょうじょうしゃ・みょうじょうすぎ尊海僧正(名僧)がこの地を通りがかった時、牛車が動かなくなったため、一夜を明かしたその夜、不思議な光(怪光)が池から現れ、そばの杉の木に留まったのを見た不思議に思った僧正が調べると、ここが円仁所縁の場所と知... 2025.10.24川越飯能
川越飯能龍穏寺(埼玉県越生町) りゅうおんじかつて大きな淵に悪龍が棲み着いたため、太田道灌が雲崗和尚(名僧)に退治を頼んだ和尚が龍を退治すると、淵は土で埋まったため、そこに龍穏寺を移築した(化け物封印:創建伝説)太田道灌が淵に棲む龍から10年間土地を借りて寺を建て、龍は下... 2025.10.24川越飯能
川越飯能子ノ権現天龍寺(埼玉県飯能市) ねのごんげんてんりゅうじ紀伊国で子の年・子の月・子の日・子の刻に生まれた子ノ聖(名僧)が創建した(生誕伝説)山を開く際、ここに棲む鬼が火を放ったが、十一面観音が龍に化身して火を消した(創建伝説:神仏の加護)聖が昇天する時、かつて火によって足... 2025.10.23川越飯能