名僧

大阪

瓜破天神社(大阪府大阪市平野区)

うりわりてんじんしゃこの地で道昭(名僧)が修行をおこなったいた時、天神の像が出現したその時近くにあった西瓜(果菜)を割って像に供えたため、瓜破の地名が出来た(地名の由来:創建伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.32大阪府大阪市...
大阪

法明寺 雁塚(大阪府大阪市東成区)

ほうみょうじ かりつか弓の名手であった清原刑部丞正次という者(名士)が、ある冬に1羽の雁を射落としたが、なぜかその首がなかった翌年また1羽の雌の雁を射たが、その羽の下から干からびた雁の首が出てきたこの話を聞いた法明上人(名僧)が雁の夫婦の情...
奥能登

永禅寺 曾我兄弟供養塔(石川県珠洲市)

ようぜんじ そがきょうだいくようとう山門近くに曾我兄弟の供養塔があるが、中興の開山となった月庵禅師(名僧)が曾我氏の出身であるとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.126石川県珠洲市 上戸町寺社
奥能登

永禅寺(石川県珠洲市)

ようぜんじ永光寺の月庵禅師(名僧)が行脚の途中で無住の寺に泊まると、あやしいものが問答を仕掛けたのでその正体を見破った翌朝裏山を探すと、巨大な蟹が死んでいたことから、蟹寺(がんでら)の異名が付いた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書...
能登南

本土寺(石川県中能登町)

ほんどじ日像上人(名僧)が石動山の宗徒に襲われた時、加賀太郎・北太郎の兄弟が命懸けで守った(法難)兄弟の供養のために建立され、開山堂に日像上人像の前に兄弟の像が安置される(貴人像:殉難者:創建伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川...
能登南

永光寺 蛇胎石(石川県羽咋市)

ようこうじ じゃたいせき瑩山禅師(名僧)の導きで蛇体の妖怪が改心し、長く山門を守護するため石に化身した(人外の悟り:化身した石)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県羽咋市 酒井町
福井

龍沢寺 小便仏(福井県あわら市)

りゅうたくじ しょうべんぶつ?能登を回っていた梅山禅師(名僧)は、子供が小便で土をこねて造った仏像を貰い受けた(糞尿譚)その夜盗賊の家に泊まった禅師は斬りつけられたが、仏像が身代わりとなって斬られた(身代わりの神仏)『日本の伝説12 加賀・...
能登南

七面宮 蛇ノ池(石川県羽咋市)

しちめんぐう じゃのいけ眼病の者を救おうとした日朝上人(名僧)が祀られる蛇ノ池にいる泥鰌は、願を掛けた者の身代わりとなって片目となっている(片目の魚)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.84石川県羽咋市 滝谷町
能登南

槐の杖塚(石川県羽咋市)

えんじゅのつえづか日像上人(名僧)が槐の杖を突き刺し、根が生じたら一寺を建立せよと弟子に伝えた実際に根が生じて成長したことで建立したのが妙成寺である(創建伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.83石川県羽咋市 滝谷町
加賀

実盛塚(石川県加賀市)

さねもりづか篠原の合戦(源平の戦い)で斎藤実盛が討死した場所に造られた塚遊行上人の太空(名僧)が十念を授けた老人が実盛の幽霊であるとの噂が流れ、太空が塚を訪れ回向した『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.68日本伝書大鑑:石川...