東葛飾法華経寺 泣き銀杏(千葉県市川市) ほけきょうじ なきいちょう開山の日常上人の養子であった日頂上人(名僧)は、日蓮の3回忌に間に合わなかったため、勘当された日常上人が危篤となったのを聞いて、日頂上人は銀杏の木の下で毎日平癒を祈願し続けた日常上人は勘当を解かなかったが、形見の小... 2025.04.23東葛飾
中越雲洞庵(新潟県南魚沼市) うんとうあん年を経た大鼠が2匹雲洞庵に棲み着いて暴れ回り、ついには住職まで噛み殺すに至った檀家の者が屈強の猫2匹を使って鼠を退治したが、猫も一晩の戦いの傷で死んでしまった(動物報恩譚)葬列を襲った化け猫(火車)を住職の北高和尚(名僧)が殴り... 2025.04.22中越
下越慈光寺 慈戒堂(新潟県五泉市) じこうじ じかいどう別名・天狗堂開山である傑堂能勝(名僧)の法力によって神通力を得た慈戒和尚は、石や木を切りだして慈光寺の諸堂(堂宇)を建てたよく働く寺の小僧への褒美に、背中に乗せて飛ぶと、1日で京都の祇園祭の見学をさせて戻ってきた慈戒和尚... 2025.04.07下越
下越慈光寺(新潟県五泉市) じこうじ白山に棲む夫婦の大蛇が暴れるため、傑堂能勝(名僧)が説教して改心させた(人外の悟り)大蛇がこの地を去る時に棲んでいた池を埋めて傑堂に寄進したのが、慈光寺の始まりとされる(創建伝説)大蛇が海へ向かって進んだ道が河川となり、1匹は白山神... 2025.04.07下越
中越本成寺(新潟県三条市) ほんじょうじ日印上人(名僧)が鎌倉から経典を牛に運ばせ、牛が歩みを止めた場所に寺院を建立した(創建伝説)牛がうずくまった場所に池ができて、すぐさま蓮の花が咲いたとされる『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.78新潟県三条市 西本成寺 2025.04.06中越
上越顕聖寺(新潟県上越市) けんしょうじ黙室周言(名僧)が池のほとりの庵で修行していた時、人に変化した龍が訪ねてきた龍は周言に成仏出来るよう頼み、そのお礼に池を譲ると言って昇天した(成仏させる)翌日池は干上がり、周言はそこに今の顕聖寺を建立した(創建伝説)境内には池の... 2025.03.31上越
豊前国東青の洞門(大分県中津市) あおのどうもん菊池寛の小説(物語・説話)『恩讐の彼方』で有名な洞門(洞門隧道)往来の安全のため禅海(名僧)が30年掛けて掘りあげた『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.111日本伝承大鑑:大分県中津市 本耶馬渓町樋田 2025.03.18豊前国東
豊前国東八面山 大池(大分県中津市) はちめんざん おおいけ自性寺の海門禅師(名僧)がこの池で雨乞いをおこなうと、女性の顔をした龍が現れた禅師が宝珠を受け取り、龍を成仏させると、5日間雨が降り続いた(雨乞い伝説)自性寺の寺宝となった宝珠(宝物)は、最初柔らかったが、女性が目にし... 2025.03.18豊前国東
豊前国東自性寺 河童の詫び証文(大分県中津市) じしょうじ かっぱのわびしょうもん自性寺にある証文(文書)女中(別説では小僧)に憑依した河童のケンヒキ太郎を海門禅師(名僧)が改心させ、詫び証文を書かせたケンヒキ太郎は、壇ノ浦の戦いで入水した平家の武士の生まれ変わりで、人間に戻ろうとして取... 2025.03.18豊前国東
豊前国東旧千燈寺跡(大分県国東市) きゅうせんとうじあと六郷満山を開いた仁聞(名僧)が最初に建立した寺院仁聞が入寂した岩屋(洞穴)や供養塔がある仁聞がこの地で不動の秘法をおこない、海からそれを見た龍王(龍神)が喜んで1000の龍灯(怪火)を献じた『日本の伝説49 大分の伝説』... 2025.03.18豊前国東