名士

能登南

酒井惣左衛門の墓(石川県中能登町)

さかいそうざえもんのはか隣村との境界争い(訴訟)の際、我が村の土は食べられると主張し、実際に食い競べをして勝利した(名士)を葬った墓(墓所)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.96石川県中能登町 小竹
能登南

義民道閑顕彰碑(石川県中能登町)

ぎみんどうかんけんしょうひ加賀藩の十村役(名士)だった園田道閑は、検地に反対してこの地で磔となった(刑場)地元では義民として崇められ、カゲロウや蛍も道閑の亡魂とされた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.95石川県中能登町 久...
能登南

尾崎の宮(石川県宝達志水町)

おさきのみや加賀藩の十村役(名士)だった岡部家の女中のおさきが、主人の子供を怪我させたため、自害した岡部家はおさきを子安観音の化身として祀った(創建伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.81石川県宝達志水町 荻谷
尾張

徳林寺(愛知県大口町)

とくりんじ通称・山姥寺本宮山で山姥と遭遇した福富新蔵(名士)は、矢を放ってそれを撃退した血の跡を追った新蔵は、旧知の小池与八郎の屋敷にたどり着いた山姥の正体は与八郎の妻であり、それ以来消息を絶ってしまった与八郎の息子は、消えた母親の供養のた...
西三河

大浜熊野大神社 菊女の碑(愛知県碧南市)

おおはまくまのおおじんじゃ きくじょのひ 享保3年(1718年)幕府の捕吏に村人多数が暴行を加えた責を負って(騒動)、加藤友右衛門(名士)は伊豆大島へ流罪となった妻の菊女(貞女)は熊野大神社でお百度を繰り返し、写経の一部と自筆の手紙を添えて...
西三河

小太郎石(愛知県岡崎市)

こたろういし洪水のために橋が流されたので、土地の力持ち・小太郎(名士)が橋の代わりに運んできた巨石(力石:怪力伝説)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.66愛知県岡崎市 樫山町
名古屋

首切地蔵(愛知県名古屋市北区)

くびきりじぞう別名「身代わり地蔵」郷士(名士)の一の曾五左衛門が、わずかの粗相をした女中を斬り捨てた翌日、斬られた女中は無傷で、日頃信心していた地蔵が両断されていた(身代わりの神仏)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.25愛知県名古...
高松坂出

由良相撲土俵跡(香川県高松市)

ゆらすもうどひょうあと地元の名士である鎌倉一学は相撲の達者であった(怪力伝説)清水神社の奉納相撲で挑んできた化け物を退治したとされ(化け物退治)、その石像が土俵跡に埋められていると言われる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.14香川...