北摂無二寺 宝篋印塔(大阪府池田市) むにじ ほうきょういんとう境内に宝篋印塔があり、和泉式部の供養塔とされる和泉式部は藤原保昌の妻となって摂津国へ赴いた鹿の鳴き声を聞いた夫が狩りに出ようとした時に和歌を詠んで諫め、保昌は以降狩りへ行かなくなった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角... 2025.07.13北摂
北摂能因文塚(大阪府高槻市) のういんふみづか歌人の伊勢を慕ってこの地に隠棲した能因法師が、死の間際に和歌の草稿(文書)を埋めたとされる塚(物品供養)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.111大阪府高槻市 古曽部町 2025.07.13北摂
河内道明寺(大阪府藤井寺市) どうみょうじ菅原道真は、伯母の覚寿尼(尼僧)に会いにしばしば訪問した道真が経文の書写中に水が切れたが、二童子が現れて硯に水を注いだ(神仏の加護)道真が大宰府左遷の際に立ち寄ったが、鶏が早く鳴いたため長居できず、和歌を詠んで出立した覚寿尼が、... 2025.07.09河内
和泉影見ヶ池(大阪府岬町) かげみがいけ和泉式部が化粧直しのために立ち寄った池池に咲く蓮の花と池に映る自分の顔を見て和歌を詠んだ『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.64大阪府岬町 深日 2025.07.09和泉
和泉蟻通神社(大阪府泉佐野市) ありとおしじんじゃ紀貫之が誤って神域へ乗馬したまま入ったため、馬が倒れてしまった(罰を与える)宮守(蟻通明神の化身とも)が蟻通の名を伝えると、貫之はそれを織り込んだ和歌を詠んで神罰を免れたこの故事を題材に謡曲「蟻通」が作られた『日本の伝説8... 2025.07.09和泉
和泉葛葉稲荷神社(大阪府和泉市) くずのはいなりじんじゃ安倍保名が助けた狐が女人となって保名の許を訪れ、やがて一子をもうけた(動物報恩譚)ある時子供の前で正体を現した狐は和歌を残して姿を消した残された子はその後才覚を現し、後の安倍晴明となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角... 2025.07.07和泉
大阪露天神社(大阪府大阪市北区) つゆてんじんしゃ大宰府へ左遷される菅原道真が、この地で詠んだ和歌から名付けられた(名称の由来)近松門左衛門の人形浄瑠璃(演劇)『曽根崎心中』のお初徳兵衛が心中した場所この事件から、お初天神の別名がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)... 2025.07.06大阪
大阪江口君堂(大阪府大阪市東淀川区) えぐちのきみどう正式名は寂光寺謡曲「江口」では、江口で遊女をしていた妙は、平資盛(平氏)の娘とされるそこへにわか雨に遭った西行が一夜の宿を請うたが断られ、和歌のやりとりをした(『新古今和歌集』収録) その後、妙は仏門に帰依して堂宇を建立した... 2025.07.06大阪
加賀歌占滝(石川県白山市) うたうらたき伊勢の神主が歌占いをしながら諸国を巡り、この滝のそばに滞在していた親を探している子供がここで歌占いをしたところ、それが神主の息子であった和歌によって対面を果たした親子の話(親子の情愛)を謡曲とした『日本の伝説12 加賀・能登の伝... 2025.06.15加賀
安芸竹林寺(広島県東広島市) ちくりんじ八千代という女性が子宝を祈願して竹林寺へ通うと、満願の日に堂の中から童子(稚児)が現れて玉を授けた別説では、八千代は寺からの帰りに戯れに生えていた筍に恋歌(和歌)を詠んだところ懐妊したともその後八千代は男児を出産、子供は自ら「我は... 2025.05.25安芸