上越親不知子不知(新潟県糸魚川市) おやしらずこしらず北陸道(街道)の難所として知られる断崖平頼盛(平氏)を追って、夫人がここを通った時に、2歳になる子を波にさらわれた(子女受難)夫人は嘆き悲しみ作った和歌が、地名の由来となった親も子も互いに顧みることなく渡らねば通れない難所... 2025.03.30上越
西讃法師越峠(香川県まんのう町) ほしごえとうげ峠には西行ゆかりの石仏があるこの近くで西行は野糞をしたが、萩の枝で糞がはねたため、それを和歌にした(糞尿譚)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.82香川県まんのう町 炭所東 2025.03.06西讃
西讃七仏寺 西行法師歌碑(香川県善通寺市) しちぶつじ さいぎょうほうしかひ七仏寺のそばにある歌碑芋泥棒と疑われた西行が、無実を証すために詠んだ和歌が刻まれている『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.59香川県善通寺市 吉原町 2025.03.04西讃
西讃玉泉院 久の松(香川県善通寺市) ぎょくせんいん ひさのまつ空海が掘った湧水(玉の泉)から始まる寺院(名称の由来)西行が善通寺を訪れ、ここに庵(西行庵)を建てて滞在した滞在中に和歌を詠み、そこに織り込まれた松の木(久の松)が境内にある『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)... 2025.03.04西讃
高松坂出白峯寺 頓証寺殿(香川県坂出市) しろみねじ とんしょうじでん白峯寺(四国八十八ヶ所霊場)境内にある、崇徳上皇の廟所(陵墓)守護神として白峯権現相模坊(天狗)も祀られている西行が白峯陵を訪れ、和歌を詠んだ際に、堂が鳴動したとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.... 2025.03.03高松坂出
村山誰袖碑(山形県村山市) たがそでひ都で笛の名手であった外記という者(廷臣)が、罪を得て陸奥へ流され、楯岡の地で亡くなった後を追ってきた女御(女官)は、彼の病死を知って、和歌を一首詠み、形見の小袖(衣類)を手にして自害したこの悲恋伝説の歌碑が、天満宮そばにある『日本... 2025.02.17村山
村山恥川(山形県山形市) はずかしがわ千歳山で亡くなった藤原実方の娘・中将姫が、父恋しさにこの地を訪ねた川(河川)を渡る時、水面に映った自分の姿に驚き、和歌を一首詠んだ旅の疲れでやつれた姿を恥じた歌から、川の名を恥(はずかし)川とした(地名の由来)『日本の伝説4 出... 2025.02.12村山
村山歌懸稲荷神社(山形県山形市) うたかけいなりじんじゃ藤原実方が稲荷神社に和歌を奉納したのが始まりとされる(小野小町・西行という説もあり)和歌を一首詠まないと神社の前の橋を渡ることが出来ないとされた(名称の由来:慣習の由来)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.30... 2025.02.12村山
中信二僧塚(長野県白馬村) にそうづか西行が立ち寄った寺院の、東庵と西庵のいずれの庵主も辞世の句(和歌)を書き付けて亡くなっていた感銘した西行がこの二僧侶を懇ろに葬った塚とされる南隣に「西行の腰掛け岩」と呼ばれる巨石がある(腰掛け石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川... 2025.01.28中信
北信戸隠火之御子社 西行桜(長野県長野市) とがくしひのみこしゃ さいぎょうざくら戸隠の地に来た西行が、子供を見て和歌を詠むと子供も歌を返したさらに桜の木の上に登った子供を見て「猿稚児と見るより早く木に登る」と歌うと、子供が「犬のようなる法師きたれば」と返歌したので、驚いて退散した戸... 2025.01.25北信