奈良宇陀鞍取峠(奈良県御杖村) くらとりとうげ倭姫命が鏡を奉じて伊勢へ行く途中、この伊勢街道の峠で強風に煽られて馬の鞍が飛んだことから名が付いたあるいは急な峠のため、途中で鞍を取って馬を休ませたことから名が付いた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.... 2025.11.20奈良宇陀
磯城高市化粧坂(奈良県桜井市) けはいさか旧伊勢街道にある急坂途中におはぐろ石という巨石があり、倭姫命を始め伊勢へ詣でる女御がここで服装の乱れを直し、化粧をするなど身なりを整えた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.86奈良県桜井市 初瀬 2025.11.18磯城高市
奈良宇陀血原(奈良県宇陀市) ちはら兄猾・弟猾の兄弟は神武東征の折に神武天皇に抵抗したが、弟猾は帰順した兄猾は落とし穴で暗殺を試みたが、逆に追い詰められて落とし穴にはまって死んだ(因果応報譚)兄猾が死んだ時、周囲一面が血の海となり、血原・血原川・血原橋の名が残った(地名... 2025.11.18奈良宇陀
奈良宇陀香酔峠(奈良県奈良市) こうずいとうげ天武天皇が東征の折、この地で軍馬を休め、清瀧で疲れを癒やした笠置から吉野へ逃げる途中の後醍醐天皇一行が芳香に気付いて、この峠で休息したこの香りは、周辺に自生するスズラン(草本)によるものとされる(地名の由来)『日本の伝説13 ... 2025.11.17奈良宇陀
奈良宇陀伏人橋(奈良県奈良市) ふしとばし雄雅山(禁足地)で悪事をおこなった者が國津神社へ逃げようとこの橋まで来た時、先回りした山の大蛇がここで待ち伏せして殺した(地名の由来:罰を与える)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.78奈良県奈良市 都祁白石町 2025.11.17奈良宇陀
奈良宇陀國津神社(奈良県奈良市都祁白石町) くにつじんじゃ隣村にあるカシワ峰から白い石(投げ石)が飛んできたことから、これを御神体として神社が出来た(創建伝説)ここから白石の地名となり(地名の由来)、この白い石を元のカシワ峰の地に戻すと、必ず災難(祟り)が起こる『日本の伝説13 奈良... 2025.11.17奈良宇陀
奈良宇陀大師の硯石(奈良県山添村) だいしのすずりいし空海が杖で石の上を突くと、海水が湧いてきて、それを元に塩(食品食材)を取りだして村人に与えた(奇岩怪石)穴の中の海水は、伊勢湾の干満(潮汐)に合わせて増減するとされる塩を与えられたことから、このあたりの地名は大塩となった(... 2025.11.17奈良宇陀
磯城高市一升坂(奈良県高取町) いっしょうざか高取城築城の折に石垣を運んだが、急坂のところで立ち往生した普請奉行が「一日あたり米一升給金に加増する」と人夫を励まして運び上げた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.63奈良県高取町 上子島 2025.11.17磯城高市
磯城高市気都和既神社 茂古の森(奈良県明日香村) けつわきじんじゃ もうこのもり乙巳の変(歴史的事件)で暗殺された蘇我入鹿の首級が、藤原鎌足を追ってきた(死者の怪)多武峰まで逃げた鎌足が「もう来ぬだろう」と叢林で一息ついたことから名が付いた(地名の由来)鎌足が腰掛けた石(腰掛け石)がこの境... 2025.11.17磯城高市
磯城高市石舞台古墳(奈良県明日香村) いしぶたいこふん盛土が失われて石室が露出した状態の古墳蘇我馬子の墓所とされる狐が女に化けて、この巨石の上で踊ったことから“石舞台”の名が付いた(地名の由来)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.59奈良県明日香村 祝戸 2025.11.15磯城高市