地名の由来

北毛

万騎峠(群馬県東吾妻町)

まんきとうげ浅間から那須野へ巻き狩りへ向かう途中、源頼朝が1万の軍勢を揃えてこの峠を越えた(地名の由来)近隣の夜盗と区別するため勢子の額に卍を書かせて峠を越えたことから「万字峠」とも呼ばれるまた引き上げた後に全員の顔を洗わせ、頼朝が「素顔と...
北毛

吉岡神社(群馬県東吾妻町)

よしおかじんじゃ浅間の巻き狩りに来た源頼朝が通りがかった折、景色を見て「美岡」と愛でたことが地名の由来となったその時守り本尊の薬師如来像(仏像)を奉納した『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.85群馬県東吾妻町 本宿
北毛

吾嬬神社(群馬県中之条町)

かづまじんじゃ上毛野君の曾孫で、日本武尊の妻となった吾妻(上妻)姫が亡くなった後、その霊は山に飛び立ったこの山を吾嬬山と呼び(地名の由来)、その麓に社を建てた(創建伝説)坂上田村麻呂が蝦夷討伐の折、吾嬬山山頂に日本武尊の分霊を祀ったのが始ま...
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四万温泉(群馬県中之条町)

しまおんせん坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途上に入浴したのを始まりとする温泉頼光四天王の碓井貞光がこの地に滞在中、夢枕に童子が現れ「40000の病悩を治す湯を授ける」と言われた(夢告)その直後に温泉を発見したため、四万温泉の名が付いた(地名の由来...
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添うが森/添わずが森(群馬県高山村)

そうがもり/そわずがもり平将門討伐のため従軍した小野俊明(廷臣)は、当地で“あわび姫”を見初めたため、出陣出来ずに終わった俊明は恥じて出家して熱退と名乗り、天慶7年(944年)一子を連れて面会を求めたあわび姫を拒絶した(悲恋伝説)悲嘆したあ...
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花咲石(群馬県片品村)

はなさくいし東征の帰途に日本武尊が、付近を荒らし回る悪勢(おぜ)という賊(盗賊)の砦を焼き討ちにした悪勢の長は妻子だけ逃がそうとしたが、妻は大火傷を負ってしまい、そのまま石に変化した(化身した石)石は表面に牡丹の花の模様があり、その後悪疫が...
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老神温泉(群馬県沼田市)

おいがみおんせん日光の神と戦って敗れた赤城の神(その他の神々)が傷ついて退却した時、弓で岩を突いて湧出した温泉傷が癒えた赤城の神は再び日光の神と戦って、追い返して勝利した(地名の由来)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.66群馬県...
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うつぶしの森(群馬県沼田市)

うつぶしのもり正平23年(1366年)新田義貞の息子・義宗(南北朝の武将)がこの一帯で足利方の上杉・千葉と戦った(南北朝の戦い)義宗は敵の矢を右目に受けて落馬、うつ伏せになって討死した場所が叢林となって残った(地名の由来)『日本の伝説27 ...
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牛石(群馬県伊勢崎市)

うしいし源義経一行が増水した粕川(河川)を渡ろうとしたが、試しに連れていた黒牛を先に渡らせた牛は濁流に呑まれて消えたが、翌日水が引くと巨大な石になっていた(化身した石)五目牛町の地名の由来となったとされる『日本の伝説27 上州の伝説』(角川...
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軍配山古墳(群馬県玉村町)

ぐんばいやまこふん4世紀頃に造られた、竪穴式の円墳滝川一益(戦国武将)が神流川の戦い(戦国の戦い)の際にこの古墳に陣を敷いて采配を振るったことが地名の由来となった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.46群馬県玉村町 角渕