地蔵

中越

お転婆地蔵(新潟県魚沼市)

おてんばじぞう旧火葬場(墓地)に立つ、高さ2m近くの地蔵前を通る人に向かって「盆踊りに連れて行ってくれ」と声を掛けて頼んだ(遊ぶ神仏:喋る物)怪力の若者が承知し、年に数回地蔵を運んだ連れていく時は軽いが、帰りは難儀するほど重くなったとされる...
上越

原山地蔵(新潟県糸魚川市)

はらやまじぞう金を盗んだ盗人が地蔵の後ろに隠そうとしたら、地蔵が声を掛けたので逃げてしまい、無事持ち主の元に戻った(喋る物)雲助が女性を襲おうとしたら、地蔵が制止する声が聞こえて、女性は助かった(神仏霊験譚)『日本の伝説41 越後の伝説』(...
豊前国東

興導寺 火燃地蔵(大分県国東市)

こうどうじ ひともしじぞう興導寺にある地蔵暴風雨(嵐)の時、住職がおさまるよう地蔵に祈願すると、風が止んだその時、境内の灯明に灯り(灯火)をつけて回る童子の姿があった翌日その足跡をたどると、祈願した地蔵の許にたどり着いた(手伝う神仏)『日本...
豊前国東

轟地蔵(大分県杵築市)

とどろきじぞう木付頼直(武家)の娘であった豊姫は容姿が悪かった(醜女)ため縁談を断られ(あるいは婚前に悪い噂が流れたため)、轟の淵に身を投げた頼直は不憫に思い、1つの岩を割って2体の地蔵を造り、1体は居城の近くの岩穴に、もう1体は轟の淵に安...
大分別府

関崎地蔵(大分県大分市)

せきざきじぞう養老年間(717~724年)に役行者がこの海峡を渡っている時、激しい風雨に遭った般若心経を唱えると波間に地蔵菩薩が現れ、風雨が収まったその時現れた地蔵菩薩をかたどって岬に安置された航海安全の御利益があり、“波除地蔵”の別名があ...
大分別府

首なし身代わり地蔵(大分県大分市)

くびなしみがわりじぞう孝行息子(孝子)が、母親のために瓜を盗んでいたが、持ち主に見つかって斬られたしかし地蔵が身代わりとなって、首を斬られた状態で見つかったことから、信心されるようになった(身代わりの神仏)後日、噂を聞いた細川藩の侍が首だけ...
高松坂出

法輪寺 えんこ地蔵(香川県坂出市)

ほうりんじ えんこじぞう法輪寺の山門前の石段の途中にある地蔵与島と鍋島の間の海で泳ぐ子供が水死すると(水難)、エンコ(河童)の仕業であるとされたエンコの害を防ぐため、海岸(浜海岸)を監視するように地蔵が建てられた『日本の伝説5 讃岐の伝説』...
西讃

四つ足堂(香川県まんのう町)

よつあしどう旧阿波街道沿いに建てられた、茅葺きの茶堂(その他建築)古大川山にあった、“粉ひき地蔵”と呼ばれる地蔵を持ち帰って、茶堂に置いて祀った毎年、阿波国の山から首切れ馬が下りてくると言われる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.8...
西讃

駒止地蔵(香川県丸亀市)

こまどめじぞう侍同士が口論となり、乗馬していた方が馬を斬られて落ちたところを斬り殺された村人が供養のために地蔵を建てたが、馬が前を通りがかると必ず動かなくなった(祟るもの:金縛り)地蔵が逆さに置き直したところ、何事も起こらなくなった『日本の...
西讃

首切峠(香川県まんのう町)

くびきりとうげ造田備中守(戦国武将)が長宗我部軍に敗れ、多くの将兵がこの地で斬首された(刑場)とされる峠(地名の由来)旧道には、弘化2年(1845年)建立の“首切地蔵”と呼ばれる地蔵が立つ『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川...