地蔵

川越飯能

木ノ宮地蔵(埼玉県三芳町)

きのみやじぞう別名・夜這い地蔵かつて夜な夜な抜け出しては強盗・追い剥ぎ、さらに婦女を犯し回った地蔵があった(動く絵や像:遊ぶ神仏)何度も村人が地蔵を生け捕りにし、悪党の正体とみなしたので、堂の近くに穴を掘って埋めてしまった『日本の伝説18 ...
川越飯能

地福寺 枕返し地蔵(埼玉県和光市)

じふくじ まくらがえしじぞう尊恵僧正(僧侶)は白子の宿で急な病によって亡くなってしまったが、3日後に生き返った(生き返り:神仏の加護)それまで北枕であったのが西に頭を向けた状態で蘇生し、夢で持仏の地蔵菩薩が現れて地獄から戻ることが出来たとし...
川越飯能

霊巖寺 田植え地蔵(埼玉県日高市)

れいがんじ たうえじぞう近くの田に現れた老人が方々の田植えの手伝いをした(手伝う神仏)村の者がこの寺まで送っていくと消えてしまい、本尊の地蔵を見ると老人そっくりの顔だった『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.69埼玉県日高市 新堀
川越飯能

影隠地蔵(埼玉県狭山市)

かげかくしじぞう木曽義仲の嫡男・義高が鎌倉から脱出して逃亡した時、この地蔵の影に隠れて追っ手の追跡を逃れた(神仏の加護)元は木造の地蔵であったが、明治7年(1874年)以降石像となった『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.68埼玉県...
川越飯能

長久寺 おしゃびき様(埼玉県所沢市)

ちょうきゅうじ おしゃびきさま首が落ちそうなほど咳が止まらなくなった人が奉納した、6体の首なし地蔵咳(喘息)が止まらない時は、地蔵に掛けてある襷(装身具)を借り受けて治し、2つにして返す『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.61埼玉...
行田春日部

本町地蔵(埼玉県羽生市)

ほんまちじぞう別名・下町地蔵男地蔵とされ、上町にある女地蔵に恋して、毎夜丑三つ時になると女地蔵のところへ通った(遊ぶ神仏)その時男地蔵は、火の玉(怪火)に変化して猛然と地面を転がっていったため、人が見物することは出来なかった『日本の伝説18...
さいたま川口

遍照寺 蝦堂(埼玉県北本市)

へんじょうじ えびどう遍照寺にある地蔵は沼で村人がエビ(甲殻類)捕りをしている網に引っ掛かって拾い上げられたこのため地蔵を祀る堂を“エビ堂”と呼び慣わす(名称の由来)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.47埼玉県北本市 中丸
さいたま川口

大雲寺 女郎買い地蔵(埼玉県桶川市)

だいうんじ じょろうかいじぞう大雲寺の地蔵は夜な夜な寺を抜け出して、宿場の女郎(遊女)買いをしていた(遊ぶ神仏)住職にその悪さがばれると、背中に鉄の輪を打ち込まれ鎖で繋がれてしまい、出歩けなくなった(動く絵や像)『日本の伝説18 埼玉の伝説...
行田春日部

聖徳寺 塩地蔵堂(埼玉県越谷市)

しょうとくじ しおじぞうどう聖徳太子と戦った常陸国の守谷大臣(物部守屋?)が敗死した後、遺骸から一体の地蔵が現れたため、それを祀った地蔵は岩塩で出来ていると言われ、塩(食品食材)を供えて祈ると願いが叶うとされる(特有の願掛け)『日本の伝説1...
さいたま川口

上小子育地蔵(埼玉県さいたま市大宮区)

かみここそだてじぞう別名・首なし地蔵、喧嘩地蔵長らく首のないまま祀られていたが、ある老人の夢に「櫛引町の畑の中に首が埋まっている」との夢告があった首を掘り出して繋げたところ、特に子育てにご利益のある地蔵と崇敬されるようになった『日本の伝説1...