地蔵

名古屋

首切地蔵(愛知県名古屋市北区)

くびきりじぞう別名「身代わり地蔵」郷士(名士)の一の曾五左衛門が、わずかの粗相をした女中を斬り捨てた翌日、斬られた女中は無傷で、日頃信心していた地蔵が両断されていた(身代わりの神仏)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.25愛知県名古...
名古屋

島田地蔵寺 毛替地蔵(愛知県名古屋市天白区)

しまだじぞうじ けがえじぞう盗賊の熊坂長範が地蔵に祈ると、盗んできた馬の毛並みの色が変わ、容易に売りさばくことが出来た現在は毛髪に関するご利益があるとされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.25日本伝承大鑑:愛知県名古屋市天白区 ...
尾張

常観寺 お釜地蔵(愛知県江南市)

じょうかんじ おかまじぞう後妻が継子を釜(鍋釜)で煮殺そうとしたところ、地蔵尊が子供を救い出した(継子殺し)改心した継母は尼となり、釜を買い取り、それで地蔵を鋳造した(仏像)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.18愛知県江南市 小折...
尾張

長松寺 汗かき地蔵(愛知県大口町)

ちょうしょうじ あせかきじぞう長松寺の本尊の地蔵菩薩像(仏像)が、元禄8年(1695年)正月に汗を流したその年は極端な水不足から凶作となり、変事があると汗をかくようになったとされる(変事の知らせ)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p....
東葛飾

照妙院不動尊(千葉県我孫子市)

しょうみょういんふどうそん通称・簔笠不動平将門の祖父・高望王が東国へ赴く際に護持仏とした秘仏(仏像)が、不動尊の中に収められているかつて「しょうべん地蔵」があり、敵の藤原秀郷に見立てて小便や唾を引っ掛け、成田山開帳の日には下肥をかけた(糞尿...
北総

泉倉寺 延命地蔵(千葉県印西市)

せんぞうじ えんめいじぞう井伊家(大名)より寄進された地蔵雨乞いの霊験あらたかであるとされ、雨乞い地蔵と呼ばれる(祈雨)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.28千葉県印西市 和泉
東葛飾

下総国分寺 三人地蔵(千葉県市川市)

しもうさこくぶんじ さんにんじぞう大正2年(1913年)、遠足に来た小学生が、江戸川の渡し船の転覆事故(水難)で3人亡くなった(子女受難)それを供養するために造られた地蔵(里見公園より移設)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.23千...
東葛飾

西向地蔵(千葉県船橋市)

にしむきじぞう船橋宿の西の入口にあたり、かつての刑場跡に建つ地蔵万治元年(1658年)に村人によって建てられたものとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.16千葉県船橋市 本町
東葛飾

円蔵院 えんが地蔵(千葉県船橋市)

えんぞういん えんがじぞうどんな願い事でも叶えてくれる地蔵とされ、特に盗難の際には地蔵を縄で縛ると盗人に痛みが生じ盗品が戻るとされた(縛り地蔵)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.16千葉県船橋市 本町
下越

雨乞い地蔵(新潟県新潟市秋葉区)

あまごいじぞう堀に地蔵をつけておくと、数日で雨が降る(祈雨)雨乞いを面倒がった男が鉈で地蔵の鼻を斬ったところ、自分の鼻が落ちた(罰を与える)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.99新潟県新潟市秋葉区 飯柳