地震

能登南

大穴持像石神社 地震石(石川県羽咋市)

おおなもちかたいしじんじゃ じしんいしこの地方の地震をおさえているとされる霊石祭神の形代である磐座とも言われ、この石を汚すと祟るとされる(祟るもの)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:石川県羽咋市 寺家町
広島廿日市

耕中石(広島県大竹市)

こうちゅうせき?三倉岳で、ある盲目の僧侶山を越えようとしたが、里の者が案内しなかったため頂上付近の隠坊池で水死した死んだ僧の怒りで地震が起こり、その祟りを怖れた村人が宮久保神社に三倉大明神を祀ったこの大地震で三倉岳から落ちてきたのが耕中石(...
東三河

岩屋観音(愛知県豊橋市)

いわやかんのん池田氏(大名)はかつて吉田(豊橋)を領地としていて岩屋観音を篤く信仰していた宝永4年(1707年)池田綱政は白須賀宿に滞在中、夢で観音から地震と津波が来ると告げられた(夢告)池田候が急ぎ宿を発ったその直後に地震と津波が起こり、...
北総

香取神宮 要石(千葉県香取市)

かとりじんぐう かなめいし下総国一之宮・香取神宮の境内にある霊石経津主命(記紀神話の神)が地下に棲む大鯰の頭と尾をこの石で刺し通して地震を抑えている徳川光圀がこの石を掘り出そうとしたが、根元を見つけることは出来なかった『日本の伝説6 房総の...
上越

名立崩れ供養塔(新潟県上越市)

なだちくずれくようとう寛延4年(1751年)の地震によって裏山が崩落して(山津波)、村が全滅した崩落の直前、「空が暗くなり、沖が赤くなると大地が崩れる」と予言した僧が村に現れた(天災の前兆)一人の少女だけがそれを信じて逃げて助かり、惨事を伝...
北信

善光寺 地震横死塚(長野県長野市)

ぜんこうじ じしんおうしづか善光寺境内、事務局のそばにある供養塔弘化4年(1847年)に起きた善光寺地震で亡くなった約10000人を供養した碑『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.149長野県長野市 元善町