北薩長崎堤防(鹿児島県薩摩川内市) ながさきていぼうたびたび起こる川内川(河川)の氾濫を治めるため、藩は小野仙右衛門(藩士)を奉行として堤防を造らせた失敗を繰り返したため、堤防を築く位置を示す代わりに横はぎの着物を着た者を人柱を立てることを約束した長縄を流して場所を決めた後、... 2025.08.26北薩
鹿児島霧島河伯祭場址碑(鹿児島県霧島市) かはくさいじょうあとひ長雨で水害が起こるのを防ぐため河童に人身御供をする慣わしがこの地にあったこの地に配流された和気清麻呂に、身の回りの世話をしていた稲積翁(地方豪族)が役人と巫女の奸計(悪事)であると注進して中止させた人身御供のために集め... 2025.08.26鹿児島霧島
峡南鳥塚(山梨県市川三郷町) とりづか芦川(河川)に堤防を設けて流れを変えたが、たびたび水害に遭っていた人柱に代わって、生きたままのつがいの鶏を埋めて祠を建てたところ、水害が起こらなくなった『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.108山梨県市川三郷町 市川大門 2025.08.12峡南
峡北峡中信玄堤(山梨県甲斐市) しんげんづつみ龍王川除場(りゅうおうがわかわよけ)と呼ばれる堤防施設武田信玄が治水のために釜無川(河川)に約20年掛けて設けた『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.59山梨県甲斐市 竜王 2025.08.08峡北峡中
河内堤根神社 茨田堤(大阪府門真市) つつみねじんじゃ まんだのつつみ仁徳天皇時代に造営された堤防の名残が、約30mほど続く堤完成のため人柱に選ばれたうち、茨田連衫子は瓢箪が沈めば人柱になると誓い、人柱を免れた堤根神社が衫子ゆかりの地とされ、“浮かびひょうたん”の伝承が残る『日... 2025.07.06河内
大阪強頸絶間跡(大阪府大阪市旭区) こわくびたえまあと淀川治水のために茨田の堤(堤防)を造るが、2箇所の決壊点(絶間)があるため、2人の人柱を立てたうち一人の武蔵強頸は嘆き悲しみながらも、命ぜられるまま人柱となった『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.18大阪府大阪市旭... 2025.07.06大阪
北総片歯の梅(千葉県成田市) かたはのうめ龍角寺の1つで、坂田ヶ池の岸辺にある 坂田ヶ池のが切れて難儀していたところ、ある女がを立てることを提案して、自分が埋められてしまった 堤防にいつしかの木が育ったが、成った実はすべて歯形のような跡がついていた 人柱となった女が背負... 2025.04.25北総
中越道円塚(新潟県魚沼市) どうえんづか破間川が決壊したため堤防工事をするも上手くいかず、道円という名の旅僧が人柱を立てるよう進言したしかし人柱に志願する者がないので、旅僧(僧侶)自身が人柱となった『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.48新潟県魚沼市 田中 2025.04.01中越