海部知多

桜姫塚(愛知県美浜町)

さくらひめづか桜町大納言の娘・桜姫(姫君)は、家臣の青町と恋に落ちたため家を追い出され、侘び住まいとなるさらに青町が不治の病にかかったため、恋の水(湧水)を求めて一人尾張まで赴いた場所がわからず土地の者に尋ねたところ嘘をつかれ、あまりの落胆...
海部知多

呑海院 大高源吾へその緒塚(愛知県南知多町)

どんかいいん おおたかげんごへそのおつか赤穂義士の1人大高源吾の生誕地とされる大高氏は日間賀島の庄屋の家で、呑海院に一族の墓や塚がある(胞衣塚)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.47愛知県南知多町 日間賀島
外房

赤人塚(千葉県東金市)

あかひとづか歌人の山部赤人は上総国山辺郡の出身との伝承があり、その墓所とされる塚がある(生誕伝説)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.80千葉県東金市 田中
内房

證誠寺(千葉県木更津市)

しょうじょうじある夜、住職が外が騒がしいので見ると、たくさんの狸がお囃子(音曲)をして踊っていた住職も狸囃子に合わせて踊り出し、3日間続けて境内で踊りに興じた4日目に狸は現れず、境内で腹鼓を鳴らしていた狸が腹が裂けて死んでいたので、狸塚(鳥...
内房

高呂塚(千葉県市原市)

こうろづかデーデッポという巨人が移動する時、足に付いていた泥を払い落としてできた塚この巨人は富士山を崩して東京湾を埋めようとしたとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.56千葉県市原市 若宮
北総

桔梗塚(千葉県佐倉市)

ききょうづか将門口ノ宮神社の奥宮であり、平将門の愛妾であった桔梗(桔梗の前)の墓とされる桔梗が将門を裏切った呪いのため、この地では桔梗の花が咲かないとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.27日本伝承大鑑:千葉県佐倉市 将門町
内房

七天王塚(千葉県千葉市中央区)

しちてんのうづか北斗七星の形に配置された7つの塚平将門の影武者の墓とも、千葉氏の7人兄弟の墓であるとも伝わる塚に生えている樹木を伐ると祟りがある(祟る物)『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.11日本伝承大鑑:千葉県千葉市中央区 亥鼻
中越

水草の局塚(新潟県長岡市)

みずくさのつぼねつか平清盛の弟・平頼盛(平氏)の正室・水草の局を葬った場所頼盛らは、平氏滅亡後に越後に隠棲し、水草の局だけがこの地に移り住んだ(平家の落人)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.75新潟県長岡市 坪根
中越

大儀寺 関山の毛塚(新潟県南魚沼市)

だいぎじ せきやまのけづか源教という僧が、転落死が絶えない五十嵐橋で寒行供養していると、菊という名の女の幽霊が現れた幽霊は髪の毛があるため成仏出来ないので、髪を剃って欲しいと頼んだ源教は幽霊を寺に招いて髪を剃り、そのうちの何本かを手元に残す...
臼杵佐伯

▲千人塚(大分県佐伯市)

せんにんづか日輪当午塔とも堅田川のあたりで島津氏と佐伯氏が戦い(戦国の戦い)、多くの死者が出たこのあたりに幽霊が現れたり、合戦の雄叫び(声の怪)が聞こえるなどの怪異が続いた庄屋の芦川八郎兵衛が供養塔と塚を建てたところ、怪異が収まった『日本の...