西讃なまず塚(香川県三豊市) なまずづか黒川にある亀淵に大鯰が棲み、人を襲っていた村人が退治に行く途中で僧侶と出会い、持参した粟飯(料理)を与えたその直後に村人は大鯰を殺し、腹を割くと、中から粟飯が出てきた怖れた村人は淵のそばに鯰を埋め、塚を建てて供養した(化け物退治:... 2025.03.06西讃
西讃金刀比羅宮 清塚(香川県琴平町) ことひらぐう きよづか金刀比羅宮の太鼓楼そばにある塚この地で亡くなった清少納言の墓所とされる太鼓楼そばにあった茶店の主人の夢枕に清少納言が現れ、再び祀られるようになった(夢告)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.85香川県琴平町 琴... 2025.03.06西讃
西讃亡霊済度の経塚(香川県綾川町) ぼうれいさいどのきょうづか口から火を吐き飛び回る女の幽霊に村人が悩まされていた法然が一字一石を書いて塚に埋め、読経を7日間おこなったところ、幽霊は現れなくなった(成仏させる)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.78香川県綾川町 畑田 2025.03.06西讃
東讃長尾寺 静御前剃髪塚(香川県さぬき市) ながおじ しずかごぜんていはつづか四国八十八ヶ所霊場・長尾寺の境内にある母の磯禅尼の故郷に戻ってきた静御前は、長尾寺に参詣して母娘共に得度して髪を下ろした(尼僧)静御前の毛髪を祀った塚『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.28香川県さ... 2025.03.02東讃
高松坂出清水神社 甕塚(香川県高松市) しみずじんじゃ かめづか清水神社境内にある祭神である神櫛王(讃留霊王)が納めた12の甕のうち、残された2つの甕を埋めた塚甕を取り出し、御神水で洗うと必ず雨が降るとされる(祈雨)雨乞いのため甕を洗った者は必ず死ぬとされる(呪い)『日本の伝説5... 2025.03.02高松坂出
村山大日寺跡 道智上人之塚(山形県西川町) だいにちじあと どうちしょうにんのつか大日寺跡(湯殿山神社)内にある道智上人(名僧)は大日寺中興の祖とされる道智上人は蛇を飼い、人を咬まぬよう轡をはめて豆腐などを買いにやらせるなどした塚の周りにいる蛇には轡の跡があり、人を咬まないとされる(... 2025.02.17村山
置賜美女塚・美男塚(山形県米沢市) びじょづか・びなんづか京から陸奥へ向かった小野小町は当地で亡くなり葬られた(美女塚)小町を追ってきた深草少将は小町の死を知って、この地に留まって商人となった少将は遺言で、美女塚の近くに葬って欲しいと頼み、その墓は美男塚と呼ばれたこの2つの塚... 2025.02.09置賜
南信九つ塚跡(長野県富士見町) ここのつづかあと武田信玄と小笠原・諏訪・村上・木曽の連合軍との瀬沢合戦(戦国の戦い)があった将兵の遺体を9つの塚に分けて葬ったが(墓所)、現在は跡を示す供養塔がある『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.92長野県富士見町 横吹 2025.01.28南信
中信二僧塚(長野県白馬村) にそうづか西行が立ち寄った寺院の、東庵と西庵のいずれの庵主も辞世の句(和歌)を書き付けて亡くなっていた感銘した西行がこの二僧侶を懇ろに葬った塚とされる南隣に「西行の腰掛け岩」と呼ばれる巨石がある(腰掛け石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川... 2025.01.28中信
北信十三塚(長野県須坂市) じゅうさんづか須坂新町の飴屋の息子は家業を嫌って京に上り、公家に奉公してその家の姫君と恋仲になった逢瀬がばれた息子は郷里へ戻ったが、姫がその後を追って須坂に来た飴屋の家人は身分違いを怖れて会わせなかったため姫は自害、従者13名も後を追って自... 2025.01.26北信