墓所

北摂

名月姫の墓(大阪府能勢町)

めいげつひめのはか能勢家包(地方豪族)の妻の名月姫(貞女)は美貌の持ち主で、それを聞いた平清盛は姫を差し出すよう命じた清盛が父と夫を脅したためついに姫は京へ行くことを承諾したが、途中で籠の中で自害して果てた(子女受難)墓所は姫が自害した峠に...
北摂

能因塚(大阪府高槻市)

のういんづか三十六歌仙(歌人)・能因法師の墓所歌人・伊勢の作風に憧れ、伊勢の隠棲地(伊勢寺)のそばで生涯を終えたとされる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.111大阪府高槻市 古曽部町
北摂

将軍塚(大阪府茨木市)

しょうぐんづか大織冠神社とも藤原鎌足の墳墓(墓所)とされる首だけが多武峰に埋葬されたため胴塚とも呼ばれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.110日本伝承大鑑:大阪府茨木市 西安威
河内

大通寺 夫婦塚(大阪府八尾市)

だいつうじ めおとづか元は教興寺の塔頭寺院の一つ近松門左衛門の人形浄瑠璃(演劇)『曽根崎心中』のお初・徳兵衛の墓所とされる実際は、お初・徳兵衛は教興寺住職の取り持ちで夫婦となり、後日共に病死している『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p...
河内

物部守屋の墓(大阪府八尾市)

もののべのもりやのはかこの地で戦乱の中で射殺された物部守屋の墓所明治初年に建てられた墓碑が、全国各地の神社が奉納した玉垣で囲まれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.86大阪府八尾市 東太子
河内

▲三谷保桑能の墓(大阪府河内長野市)

みたにほそのうのはか三谷保桑能(豪傑)は平家の落人の子で、弓の名手とされる自分の親を食い殺した怪猫を退治したり、山中で大蛇を退治したなどの伝説が残る(化け物退治:蛇骨は光瀧寺に保管されているらしい)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p...
河内

潮音寺 衣縫孝女の墓(大阪府藤井寺市)

ちょうおんじ きぬぬいこうじょのはか衣縫造金継の娘は、父母の墓守として一生嫁ぐことがなく、孝女(孝子)として顕彰された衣縫塚古墳(允恭天皇陵陪塚)の上にあった衣縫孝女碑(顕彰碑)も墓所に移設されている『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)...
和泉

橘逸勢父娘の墓(大阪府岬町)

たちばなのはやなりおやこのはか罪を得て客死した橘逸勢の遺骸を娘が貰い受け、故郷に葬った娘は父の墓所のそばに庵を建てて生涯供養した(親子の情愛)逸勢の墓と共に、孝子橘氏墓がある『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.63大阪府岬町 孝子
和泉

捕鳥部万の墓(大阪府岸和田市)

ととりべのよろずのはか物部守屋の家来(武人:廷臣)で、守屋の死後に追っ手の兵を一人で迎え撃ち、最後に自害したその死後に逆臣として八つ裂きにされるところを、飼い犬の忠義で罪を赦され墓が建てられた(墓所:忠犬伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(...

南宗寺 徳川家康の墓(大阪府堺市堺区)

なんしゅうじ とくがわいえやすのはか大坂夏の陣(大坂の陣)の茶臼山の戦いで負傷した徳川家康は亡くなり、この地に埋葬された墓所『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.41日本伝承大鑑:大阪府堺市堺区 南旅篭町東