墓所

佐渡

韃靼塚(新潟県佐渡市)

だったんづか欽明天皇の御代に佐渡に漂着した粛慎人(満州地域に住んでいた民族:渡来人)の墓所とされる韃靼塚の名称は大正時代前後につけられたとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.91新潟県佐渡市 南片辺
佐渡

本興寺 情死之墓(新潟県佐渡市)

ほんこうじ じょうしのはか安政6年(1856年)に心中した、水金の遊女・柳川と地役人の家来・虎吉を葬った墓本興寺の墓地のある、山の斜面(心中した現場とされる)に墓所(比翼塚)がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.78新潟県佐渡市...
佐渡

鎮目市左衛門の墓(新潟県佐渡市)

しずめいちざえもんのはか初代佐渡奉行を務めた幕臣の墓所浜で釣りをしていた時、大蛸に海へ引きずり込まれかけ、吸盤を剥がそうと自らの手の皮を削ったのが元で死んだ(事故)戸地川の淵に飛び込んだ折、底の岩の隙間に手を挟まれて手首を切り落とし助けられ...
佐渡

水替無宿の墓(新潟県佐渡市)

みずかえむしゅくのはか嘉永6年(1853年)に佐渡金山(鉱山)で起こった火災事故(火事)で亡くなった28人の水替人足(無宿人)を弔った墓所『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.63新潟県佐渡市 相川治助町
河内

俊徳丸鏡塚(大阪府八尾市)

しゅんとくまるかがみづか謡曲「弱法師」の主人公で、山畑長者の息子で、蔭山長者の後を継いだ俊徳丸(伝承の男性)の墓所とされる実際には、古墳時代の石室『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p88大阪府八尾市 大窪
北摂

名月姫の墓(大阪府能勢町)

めいげつひめのはか能勢家包(地方豪族)の妻の名月姫(貞女)は美貌の持ち主で、それを聞いた平清盛は姫を差し出すよう命じた清盛が父と夫を脅したためついに姫は京へ行くことを承諾したが、途中で籠の中で自害して果てた(子女受難)墓所は姫が自害した峠に...
北摂

能因塚(大阪府高槻市)

のういんづか三十六歌仙(歌人)・能因法師の墓所歌人・伊勢の作風に憧れ、伊勢の隠棲地(伊勢寺)のそばで生涯を終えたとされる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.111大阪府高槻市 古曽部町
北摂

将軍塚(大阪府茨木市)

しょうぐんづか大織冠神社とも藤原鎌足の墳墓(墓所)とされる首だけが多武峰に埋葬されたため胴塚とも呼ばれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.110日本伝承大鑑:大阪府茨木市 西安威
河内

大通寺 夫婦塚(大阪府八尾市)

だいつうじ めおとづか元は教興寺の塔頭寺院の一つ近松門左衛門の人形浄瑠璃(演劇)『曽根崎心中』のお初・徳兵衛の墓所とされる実際は、お初・徳兵衛は教興寺住職の取り持ちで夫婦となり、後日共に病死している『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p...
河内

物部守屋の墓(大阪府八尾市)

もののべのもりやのはかこの地で戦乱の中で射殺された物部守屋の墓所明治初年に建てられた墓碑が、全国各地の神社が奉納した玉垣で囲まれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.86大阪府八尾市 東太子