大名

鹿児島霧島

持明院様(鹿児島県鹿児島市)

じみょういんさあ通称“ジメサア”島津義久(戦国大名)の三女で、島津家久(大名)の正室となった亀寿(持明院)の石像(貴人像)人格は優れていたが、器量が良くなかったため、その死後より石像に化粧する風習が伝わった(化粧する像)石像に化粧すると美人...
河内

御殿山神社(大阪府枚方市)

ごてんやまじんじゃ惟喬親王が見晴らしの良さから東屋を建てた地に建立された(創建伝説)江戸時代初期に淀藩主永井氏(大名)によってこの地に陣屋が建てられ、御殿山という地名の由来となったとも『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.101大阪府...
大阪

善福寺(大阪府大阪市天王寺区)

ぜんぷくじ通称・どんどろ大師と呼ばれ、大坂城代だった土井利位(大名)の屋敷がそばにあり、“土井殿の大師”と呼ばれたのが、“どんどろ”の名称の由来人形浄瑠璃(演劇)『傾城阿波鳴門』で母子が邂逅する場面に設定されている『日本の伝説8 大阪の伝説...
加賀

山口玄蕃宗永首塚(石川県加賀市)

やまぐちげんばむねながくびづか大聖寺城主であった山口玄蕃(大名)は関ヶ原の戦いの折、東軍の前田利長に攻められ敗死した首級が埋められた場所に首塚が建っている『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.72石川県加賀市 大聖寺新町
加賀

大聖寺城址(石川県加賀市)

だいしょうじじょうし関ヶ原の戦いの時に、大聖寺城主の山口玄蕃(大名)は西軍に属し、東軍の前田利長によって討ち果たされたその後前田家の藩士が城跡の錦城山に登ると、かんざしを挿した蛇やお歯黒をつけた蛇に襲われた(落城伝説:祟り)これらの蛇は山口...
金沢

高鞆神社 大石(石川県金沢市)

たかともじんじゃ おおいし加賀藩主の前田利常(大名)が能登国富来町から庭石として運ばせた、亀の姿によく似た名石港から城に運ぶ途中、この地で首の部分が折れたためそのまま放置された大正15年(1926年)に高鞆神社の境内に移設された亀石(志賀町...
金沢

松月寺 大桜(石川県金沢市)

しょうげつじ おおざくら別名・御殿桜三代藩主の前田利常(大名)が、小松城内にあった桜を移植させた藩主の大名行列でも、槍を伏せて通った(珍事)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.19石川県金沢市 寺町
安芸

福島雁木(広島県呉市)

ふくしまがんぎ別名・長雁木広島藩主となった福島正則(大名)が港の船着き場に建造した構造物潮流で崩れたため、階段状のものにした『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.66広島県呉市 下蒲刈町
広島廿日市

乳母堰追慕の碑(広島県広島市安佐北区)

うばぜきついぼのひ長らく広島藩主(大名)の乳母を務めた褒美として井堰(用水路)造営を嘆願して実現させた乳母の徳を讃えた顕彰碑が大正時代に建てられた『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.50広島県広島市安佐北区 白木町秋山
広島廿日市

長楽寺跡(広島県広島市安佐南区)

ちょうらくじあと江戸時代初期まで栄えていた長楽寺は福島正則(大名)によって廃寺となった長楽寺の鎮守社は厳島神社で、宮島から鹿がこの社まで渡ってきたとされる廃寺後、仁王門と仁王尊が弥山(大聖院)に移設された『日本の伝説21 広島の伝説』(角川...