大坂の陣

中毛

元景寺 淀君の墓(群馬県前橋市)

げんけいじ よどぎみのはか大坂の陣の際、淀君は総社藩主・秋元長朝(大名)の陣へ逃げ込み、そのまま総社で生涯を終えたとされる(生存説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.43日本伝承大鑑:群馬県前橋市 総社町植野
鹿児島霧島

豊臣秀頼の墓(鹿児島県鹿児島市)

とよとみひでよりのはか大坂の陣から逃れた豊臣秀頼が島津氏を頼って落ち延び(生存説)、谷山で生涯を終えたとされる墓所近所で金を払わず飲食をしていたため、無銭飲食のことを“谷山の食い逃げ”と呼んだ(俚諺)『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書...
北摂

くらわんか舟発祥の地(大阪府高槻市)

くらわんかぶねはっしょうのち大坂夏の陣(大坂の陣)で真田幸村に追われた徳川家康が、淀川(河川)で干鰯船の船頭(船乗り)に匿ってもらい難を逃れた恩賞として、淀川一帯で船で商売をする権利と、商売の際に乱暴な言葉を使ってもよいとのお墨付きを貰った...

南宗寺 徳川家康の墓(大阪府堺市堺区)

なんしゅうじ とくがわいえやすのはか大坂夏の陣(大坂の陣)の茶臼山の戦いで負傷した徳川家康は亡くなり、この地に埋葬された墓所『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.41日本伝承大鑑:大阪府堺市堺区 南旅篭町東
大阪

御勝山古墳(大阪府大阪市生野区)

おかちやまこふん中臣氏の祖である大小橋命(豪族)の墓とされる古墳大坂冬の陣(大坂の陣)で徳川秀忠が陣を敷いた『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.30大阪府大阪市生野区 勝山北
大阪

茶臼山古墳(大阪府大阪市天王寺区)

ちゃうすやまこふん大坂冬の陣(大坂の陣)で徳川家康が本陣を置いた場所(古墳)大坂夏の陣で真田幸村が陣を置き、家康に奇襲を仕掛けた『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.29大阪府大阪市天王寺区 茶臼山町
大阪

安居神社(大阪府大阪市天王寺区)

やすいじんじゃ大宰府に左遷される菅原道真がこの地で休息したことから、安居神社となる(名称の由来)村人は粟おこし(菓子)を献上し、道真はお礼に、家紋(紋章)の梅鉢紋を粟おこしに付け広めることを認めた大坂夏の陣(大坂の陣)の際、真田幸村がこの地...
大阪

三光神社 真田の抜け穴(大阪府大阪市天王寺区)

さんこうじんじゃ さなだのぬけあな社殿下の石垣にある横穴(洞穴)大坂の陣で真田幸村が茶臼山へ抜けるための地下道を構築した穴とされる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.27大阪府大阪市天王寺区 玉造本町
大阪

大長寺 鯉塚(大阪府大阪市都島区)

だいちょうじ こいづか網島の漁夫が、巴紋(紋章)の鱗を持つ大鯉を淀川で生け捕って見世物にした鯉が死ぬと、大長寺の住職の夢枕に巴紋の甲冑武者が立った(夢告)武者は大坂夏の陣(大坂の陣)で討死した者で、因果によって魚となり、いまだに成仏出来ない...
安房

増間島(千葉県南房総市)

ますまじま大房岬にある小島約10km程内陸にある増間村から大水の時に川を下って流れていった中洲とされる(地形の由来)毎年正月には、増間村の人が島を訪れて注連縄を張っていた増間村は平家の落人(または大坂の陣の落人)が開いた村とされ、半島上陸の...