磯城高市長谷寺 天狗杉(奈良県桜井市) はせでら てんぐすぎ英岳大僧正(名僧)は若い時、天狗によって勉学の邪魔をされたため、長谷寺管長になって仕返ししようと誓った英岳は管長となった時、回廊にあった杉の木を寺の修築用に伐り倒したが、1本だけ住処として残した『日本の伝説13 奈良の伝... 2025.11.18磯城高市
奈良宇陀神野寺 天狗杉(奈良県山添村) こうのじ てんぐすぎ天狗がこの杉の木で弟子と共に修行をするため、幹や枝の皮が剥がれてしまっている現在の木は2代目で、幹周り4m強、樹高20m、樹齢は250~300年とされる『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.73奈良県山添村 伏拝 2025.11.17奈良宇陀
奈良宇陀鍋倉渓(奈良県山添村) なべくらけい神野山の天狗と伊賀青葉山の天狗が喧嘩をして、青葉山の天狗が大量の石を神野山に投げ込んだ(投げ石)神野山の天狗がそれを放置したところ、巨石だらけの渓谷(渓谷峡谷)が出来てしまった正直者が石の下の谷を覗くと、死んだ親(幽霊)の顔が見... 2025.11.17奈良宇陀
奈良宇陀一刀石(奈良県奈良市) いっとうせき7m四方の巨石柳生石舟斎(剣豪)が天狗と剣術の稽古をしていた際、一刀のもとに天狗を切り捨てたところ、代わりに割れていたとされる(切断した石)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.70奈良県奈良市 興ヶ原町 2025.11.17奈良宇陀
西毛仁叟寺 大榧(群馬県高崎市) じんそうじ おおかや天狗の宿り木と言われる榧の木で、多くの天狗が通り道として上空を行き来した天狗との約束で火伏せ(火除け)の御札を寺が出すようになった『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.121群馬県高崎市 吉井町神保 2025.10.02西毛
西毛ひともっこ山(群馬県高崎市) ひともっこやま上野と駿河の天狗(巨人)が、どちらが一夜で高い山を造れるかを争った(一夜作り伝説)上野の天狗は榛名湖となる場所を掘って榛名富士を造ったが、途中で一番鶏が鳴いてしまった最後に運び上げた土がこぼれ落ち、榛名富士の隣に小さな小山が出... 2025.10.01西毛
中毛柳沢寺(群馬県榛東村) りゅうたくじ下総の平常将(地方豪族)は船尾山にあった柳沢寺に祈願して、一子の相満を授かった寺で修行していた相満は、祭礼の日に天狗にさらわれて行方知れずとなった寺が隠したと誤解した常将は焼き討ちにしたが(法難)、天狗と相満が真実を告げたため、... 2025.09.29中毛
中毛常将神社(群馬県榛東村) つねまさじんじゃ千葉(平)常将(地方豪族)は、船尾山の寺に預けた息子が攫われたと誤解し、寺を焼き討ちにした(法難)息子を攫ったのが天狗の仕業と知って自害したため、この地に神社が創建された(創建伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)... 2025.09.29中毛
北毛堂岩(群馬県長野原町) どういわ山の中腹にある、お堂のように突き出した巨石で、天狗が棲むとされる王城山神社の神主・浦野家では、饗応の用があると天狗を召し出して膳椀を用意させていた(椀貸伝説)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.81群馬県長野原町 横壁 2025.09.28北毛
南薩竹山(鹿児島県指宿市) たけやま天狗が棲む山とされ、夜になると頂に灯りがともり(怪光)、鳴り物や岩が落ちる音が響いた(音の怪)文化8年(1811年)、山の下に投錨した船に火の玉(怪火)が飛んできて、帆柱の上に大男が立って船員を睨んだ船員が気を失った翌朝、船の帆柱(... 2025.08.27南薩