大分別府白水鉱泉(大分県由布市) しらみずこうせん黒岳に入った猟師が道に迷い、一軒の家に泊めてもらった(異界)夜中に天狗の餅つきを見たため、一夜のはずが実際には罰で1年間眠っていた米のとぎ汁を流すので、それを目印に里へ下りるよう天狗に言われた家に帰ると自分の1周忌の法要がお... 2025.03.15大分別府
西讃大天狗神社(香川県多度津町) おおてんぐじんじゃ山頂に天狗が棲み着き、四国一帯を飛び回っているとされる失せ物を探してもらうとよく当たるため、祀るようになった(失せ物探し)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.112香川県多度津町 佐柳 2025.03.06西讃
西讃満濃池(香川県まんのう町) まんのういけ空海も修築に当たった日本最大の溜池昔から龍神が蛇の姿で棲んでおり、ある時鳶に化けた比良山の天狗にさらわれた天狗の住処で比叡山の僧侶に助けられた龍神は、その後比良山の天狗を見つけて殺した(『今昔物語』)国司が大鯉を所望し、堤に穴を... 2025.03.06西讃
西讃枯木地蔵(香川県三豊市) かれきじぞう空海が本山寺(四国八十八ヶ所霊場)本堂を建立の際、天狗が用材を現地に運んだ運んでいる途中、柱(用材)の1本を田の中に落としたが、それを使ってできた地蔵『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.69香川県三豊市 豊中町本山甲 2025.03.04西讃
高松坂出白峯寺 頓証寺殿(香川県坂出市) しろみねじ とんしょうじでん白峯寺(四国八十八ヶ所霊場)境内にある、崇徳上皇の廟所(陵墓)守護神として白峯権現相模坊(天狗)も祀られている西行が白峯陵を訪れ、和歌を詠んだ際に、堂が鳴動したとされる『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.... 2025.03.03高松坂出
南信▲足跡石(長野県辰野町) あしあといし夜な夜な人を襲っていた天狗がいたが、ある時、人が農具を使って田植えをするのを見て、その力を怖れて逃げ出した天狗が山へ逃げ帰ろうとした時につけた足跡が残る石(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.101長野県辰野... 2025.01.28南信
南信枝垂れ栗(長野県辰野町) しだれぐり国の天然記念物である栗の木の自生地栗の実は天狗の食料であり、天狗が腰掛けるために枝が下に下がるようになったとされるかつては「天狗の森」と呼ばれていた『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.99長野県辰野町 小野 2025.01.28南信
中信子産みの栃(長野県木祖村) こうみのとち鳥居峠にある、空洞がある栃の巨木空洞に赤ん坊が捨てられており、子のない夫婦が育てて幸せに暮らしたというこの木の皮を煎じて飲むと子宝に恵まれるとされた(子授の俗信)この木の枝は「天狗の腰掛け」と呼ばれた『日本の伝説3 信州の伝説』... 2025.01.27中信
洛外義経息つぎ水(京都市左京区) よしつねいきつぎみず鞍馬山で天狗と剣術の稽古していた牛若丸(源義経)が、奥の院へ行く途中で喉を潤した湧水『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.80京都市左京区 鞍馬本町 2024.12.19洛外
洛外義経背比べ石(京都市左京区) よしつねせくらべいし鞍馬山で天狗と剣術の稽古をした牛若丸(源義経)が、奥州へ行く前に名残を惜しんで背比べをした石(目安の石)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.80京都市左京区 鞍馬本町 2024.12.19洛外