東讃京の上臈島(香川県直島町) きょうのじょうろうじまある船乗りが、今日で身請けした上臈(遊女)を船に乗せて帰国した船乗りは心変わりして、上臈を島に置き去りにして出航してしまった残された上臈は島で死に、それ以降、船が近づくことができなくなってしまった(呪い:悲恋伝説)崇徳... 2025.03.06東讃
東讃青木女体神社(香川県さぬき市) あおきにょたいじんじゃかつて青木にあったが、その後女体山の山頂に祀られる海女の玉取りの際に志度に下向した女官が地元に残り、その後、農村に嫁いだ水不足に悩まされる土地だったため、水神となることを願い、その死後祀られるようになった他の人と異なり... 2025.03.02東讃
村山誰袖碑(山形県村山市) たがそでひ都で笛の名手であった外記という者(廷臣)が、罪を得て陸奥へ流され、楯岡の地で亡くなった後を追ってきた女御(女官)は、彼の病死を知って、和歌を一首詠み、形見の小袖(衣類)を手にして自害したこの悲恋伝説の歌碑が、天満宮そばにある『日本... 2025.02.17村山
洛外小督塚(京都市右京区) こごうづか高倉天皇の寵愛を受けるようになったが(女官)、中宮の父である平清盛に睨まれて追放される天皇の命を受けた源仲国は、琴の調べ(音曲)を頼りについに小督の所在を見つける小督隠遁の地とされる場所にあり、謡曲の題材となっている源仲国が琴の音... 2024.12.20洛外
洛外安楽寺 松虫鈴虫の塚(京都市左京区) あんらくじ まつむしすずむしのつか 住蓮山安楽寺の境内にある 後鳥羽上皇の寵姫であった女官の松虫・鈴虫の供養塔 法然が流罪となる承元の法難の原因となる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.16京都市左京区 鹿ケ谷御所ノ段町 2024.12.12洛外
洛外御辰稲荷神社(京都市左京区) おたついなりじんじゃ東山天皇の典侍(女官)・崇賢門院の夢枕に狐が現れる「辰の方角の森に祀れ」と告げられ、聖護院の森に祀る(夢告:創建伝説)琴を弾く音(音曲)が聞こえ、“風流狐"と呼ばれる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.12日本伝... 2024.12.12洛外