姨捨伝説

内房

鬼泪山(千葉県富津市)

きなだやま日本武尊が鬼(阿久留王)を退治した時、鬼が涙を流して謝ったことから名付けられた(化け物退治:地名の由来)62歳になるとこの山に捨てられる慣習があった(姨捨伝説)父親を籠に乗せて山に捨て、天秤棒を持って帰ろうとする息子に「天秤棒を持...
村山

ジャガラモガラ(山形県天童市)

じゃがらもがら雨呼山の中腹にある、冷気を噴き出す風穴60になった老人を、この窪地に捨てていた(姨捨伝説)泣き叫ぶ声を消すために鳴り物を鳴らしたことから名前が付いた(地名の由来)かつてここは水があって龍が棲んでいたが、女人に変身して僧を頼って...
北信

夜泣き石(長野県千曲市)

よなきいし姨捨山に捨てられた老婆が石と化し(姨捨伝説)夜泣きをしたため、西行が読経したところ、悟りを開いて血を吹いて2つに割れたという(化身した石:血の出る石)酒屋に大猫のあやかしが現れ、やがて女中が赤ん坊を産んだが、突然行方不明となり石の...
北信

長楽寺 姥石(長野県千曲市)

ちょうらくじ うばいわ長楽寺境内にある山に捨てられた老婆が石に化身したとされる(化身した石)姨捨伝説の中心的存在『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.37長野県千曲市 八幡