子授の俗信

峡北峡中

地蔵ヶ岳 賽の河原(山梨県韮崎市)

じぞうがたけ さいのかわら別名・地蔵岳奈良法皇(孝謙天皇)がこの山に登り、安産祈願のため地蔵を安置した(地名の由来)山頂近くの賽の河原と呼ばれる砂地があり、早朝子供の足跡(手形足形)がたくさん付いている(死者の怪)この一帯にある地蔵を持ち帰...
峡東

浅間神社 夫婦梅(山梨県笛吹市)

あさまじんじゃ めおとうめ甲斐国一之宮・浅間神社の境内にある梅の木1つの花から2つの実がくっつつくように出来て、子授けの霊験があるとされる(子授の俗信)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.49山梨県笛吹市 一宮町一ノ宮
南信

七蔵寺 子持ち桂(長野県辰野町)

しちぞうじ こもちかつら七蔵寺境内にある桂の木空海が巡錫中、杖を挿したものが根付いたとされる枝葉を煎じるか、身につけておくと子宝に恵まれるとされる(子授の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.100長野県辰野町 辰野
中信

子安神社 子持ち桜(長野県白馬村)

こやすじんじゃ こもちさくら子安神社境内にある桜の木この桜の葉を煎じて飲むと安産となるとされる(子授の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.86長野県白馬村 神城
中信

子産みの栃(長野県木祖村)

こうみのとち鳥居峠にある、空洞がある栃の巨木空洞に赤ん坊が捨てられており、子のない夫婦が育てて幸せに暮らしたというこの木の皮を煎じて飲むと子宝に恵まれるとされた(子授の俗信)この木の枝は「天狗の腰掛け」と呼ばれた『日本の伝説3 信州の伝説』...