字彫りの石

出雲

人情調べ石(島根県雲南市)

にんじょうしらべいし集落で毎夜のように作物が盗まれた(悪事)ため、懲らしめのために石を置くことにした盗みをする者に人の心があるかどうかを調べる意味で「人情調」の文字を刻んで置いた(字彫りの石)この石を置いて以降、集落での盗みはなくなった(教...
峡南

鬼石(山梨県市川三郷町)

おにいしかつて荒神堂に男女の鬼が棲み着き、大石を手にして遊び、里人を驚かしていた“鬼石”と彫られた大石(字彫りの石)が2つ残され、鬼の手形と呼ばれる凹みがある(痕が残る石)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.109山梨県市川三郷町...
峡北峡中

瑞牆山 弘法岩(山梨県北杜市)

みずがきやま こうぼういわ瑞牆山の中腹にある、空海が梵字を彫ったとされる巨大な岩(字彫りの石)別名である“カンマンボロン”は大日如来不動明王の意とされる『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.82山梨県北杜市 須玉町小尾
備北芸北

▲米噛岩(広島県三次市)

こめかみいわ重宗山の8合目にある納めていた米千俵(食品食材)が一夜でなくなったため、この巨石が食べてしまったとされた(怪の棲む石)南無妙法蓮華経の文字が刻まれている(字彫りの石)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.105広島県三次...
広島廿日市

名号岩(広島県広島市佐伯区)

みょうごういわ石ヶ谷峡(渓谷峡谷)にある巨石浄心という旅の僧侶が、岩壁に“南無阿弥陀仏”の名号を彫ったとされる(字彫りの石)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.30広島県広島市佐伯区 湯来町菅沢
広島廿日市

▲曼荼羅岩(広島県廿日市市)

まんだらいわ弥山七不思議の1つで、空海が梵字や真字を刻んだ巨石(字彫りの石)現在は立ち入り禁止区域にあり『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.17広島県廿日市市 宮島町