尾張一之御前安産水(愛知県豊明市) いちのごぜんあんざんすい一之御前社の境内にある霊泉(湧水)沓掛城主・近藤伊賀の娘が女官となり、後奈良天皇に仕えて懐妊、郷里へ帰る途中でこの水を飲んで安産となった『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.44愛知県豊明市 沓掛町一之御前 2025.05.10尾張
尾張妻神社(愛知県瀬戸市) さいのかみしゃ美男美女の兄妹があったが、お互い兄妹に似た美男美女の伴侶を求めて別方向に旅立ったやがて各々理想の相手を見つけたが、実は兄妹本人同士であったため、故郷に戻って二人して自害した()やの神として名高い『日本の伝説7 愛知の伝説』(角... 2025.05.09尾張
内房飯香岡八幡宮 夫婦銀杏(千葉県市原市) いいがおかはちまんぐう めおといちょう八幡宮勧請の際に、勅使の桜町中納言季満(公家)が記念に植樹した銀杏の木途中で二股に分かれているため夫婦とされ、安産・子育てのご利益がある『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.54千葉県市原市 八幡 2025.04.26内房
中越裸石大明神(新潟県柏崎市) らせきだいみょうじん諏訪神社の境内社男根の形をした石神が鎮座し、安産や縁結びの神として信仰されている(生殖器崇拝)『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.41新潟県柏崎市 番神 2025.04.01中越
高松坂出豊玉姫神社(香川県高松市) とよたまひめじんじゃ豊玉姫が彦火火出見尊と結ばれ、鵜葺草葺不合命を産んだ場所とされる島豊玉姫が余生を過ごした地が、現在の神社のある土地とされる安産のご利益があり、奉納された子安貝(神具)で御神酒をいただくと安産になるとされる(特有の願掛け)... 2025.03.06高松坂出
西讃一方宮(香川県観音寺市) いっぽうぐう大野原の海岸に櫃(うつぼ舟)が流れてきて、中に小さな子供が入っていたため、三嶋神社に神として祀った(貴種流離譚)この子供は木花咲耶姫命の産んだ双子(双生児)の片方であった安産の神で、社殿下の石を1つもらって帰り、安産となると2つ... 2025.03.06西讃
庄内千河原八幡神社(山形県庄内町) ちがはらはちまんじんじゃ大山守命(親王)が追っ手に捕らえられ斬られた場所とされ、主祭神となっている千河原の地名は血河原からきているとされる(地名の由来)討たれる直前、大山守命は妊婦に匿ってもらったため安産の守り神となり、やや祭りという奇祭(... 2025.02.17庄内
最上亀割子安観音(山形県最上町) かめわりこやすかんのん源義経一行が奥州へ逃れる途中、正室の北の方が産気付き、この地で若子を産んだとされるこのことから安産のご利益があるとされる『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.75山形県最上町 大堀 2025.02.17最上
置賜大宮子易神社(山形県小国町) おおみやこやすじんじゃ安産の神とされ、お産に臨む際には、産屋に子易神を祀ってこもる風習が残る猿神退治(化け物退治)をした犬を祀るとされている(人身御供)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.16山形県小国町 増岡 2025.02.09置賜