宗像三女神

石見

龍雲寺 蓮糸の袈裟(島根県浜田市)

りゅううんじ れんしのけさ住職の夢に市杵島姫命(宗像三女神)が現れ、宮島が火事であることを告げた(夢告)住職は寺の者を起こして、寺紋入りの提灯を掲げて参道入口にある巨石に水をかけさせた後日厳島神社(一之宮)より使者が訪れ、火事の時のお礼とし...
石見

大島・女島(島根県江津市)

おおしま・めじま?安芸の宮島の神が、大島という名の島があると聞いて訪ねてきたが、小島だったため落胆したその後、いつしか大島の隣に島ができて、女島と呼ばれるようになった大島に祀られている神は宮島の神の姉にあたるため(宗像三女神)、祭礼を1日早...
広島廿日市

帯掛明神 重なり岩(広島県廿日市市)

おびかけみょうじん かさなりいわ出雲から厳島へ向かう途中、市杵島姫命(宗像三女神)が休憩して乳飲み子を背負っていた帯(装身具)を岩に掛けた地とされる重なり岩は一度地震で落ちたことがあるが、翌日にはまた元通りの姿に戻った(落ちない石)『日本の...
安芸

神峰山(広島県大崎上島町)

かんのみねさん安住の地を求めた市杵島姫命(宗像三女神)がこの山に登り、その頂上からの絶景を愛でて鎮座したその後弥山に移り、厳島神社の祭神となった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.67広島県大崎上島町 中野
広島廿日市

伏附石(広島県広島市安芸区)

ふしづくいし宮島さん(市杵島姫命:宗像三女神)がこの岩に降ってきて、その時のわらじ(履物)の跡が残る石(痕が残る石)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.60広島県広島市安芸区 瀬野町伏附
広島廿日市

宮島さん石(広島県広島市安芸区)

みやじまさんいし川の中の巨石であったが河川工事で破壊され、工事関係者に変事(祟る物)があったために破片だけが残された出雲から戻ってきた市杵島姫命(宗像三女神)がこの地で急に産気付き、この石の上で伏した(腰掛け石)安産の神として祀られている『...
広島廿日市

生石子神社(広島県広島市安芸区)

ういしごじんじゃ神武東征の折に陣所となった地であり、神武天皇の兄・五瀬命の名から瀬野の地名の由来となったこの地で市杵島姫命(宗像三女神)が子を産んだとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.59広島県広島市安芸区 瀬野
備北芸北

亀尾山神社(広島県安芸高田市)

かめのおやまじんじゃ別名・降子(おろしこ)大明神出雲からの帰り道にこの地で市杵島姫(宗像三女神)が産気づいたところ、6本指の産婆に助けられて安産したとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.51広島県安芸高田市 高宮町川根
広島廿日市

滕池明神(広島県大竹市)

ちきりいけみょうじん九州からやって来た市杵島姫命(宗像三女神)が厳島へ向かう途中、この坂道を通りがかった子を背負い機織道具を持っており、あまりに重いため滕を池に投げ棄てた池はその後埋め立てられ、その上に祠が建てられた(創建伝説)『日本の伝説...
下越

七色の池(新潟県新潟市秋葉区)

なないろのいけ父神の素戔嗚尊からはぐれた姫神(市杵島姫:宗像三女神)がこの地に降り立ち、海を眺めて日を過ごしていた7人の子供が浜にやって来て姫神を慰めたので、しばらく楽しく暮らすことができたある時大津波が押し寄せ、子供たちを全てさらってしま...