尼僧

加賀小松

尼御前岬(石川県加賀市)

あまごぜんみさき奥州に落ち延びる源義経に一行の中に一人の尼僧がいたこの先にある安宅の関の詮議が厳しいのを聞き、足手まといとなるのを怖れて岬から投身した(地名の由来)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.74石川県加賀市 美岬町
広島廿日市

比丘尼ヶ淵(広島県廿日市市)

びくにがふち滝の淵周辺で夜に機織の音がしたり、尼僧が暮らしているとの噂があったある馬子が淵で馬を休めていると、蜘蛛が足指に糸を絡めたので、馬の轡に移したしばらくすると馬が淵に引きずり込まれ、見ると、淵の底にいる尼僧が蜘蛛の糸で出来た綱を咥え...
岡崎豊田刈谷

無量寿寺 八橋(愛知県知立市)

むりょうじゅじ やつはし川で2人の子供を溺れ死なせた母が尼僧となり、川に8つの橋を架ける大願を成就した橋は八橋と呼ばれるようになり、周囲に杜若が咲く名所となった在原業平はこの八橋で、各句の頭に「かきつはた」の文字を織り込む「唐衣 きつつ馴れ...
大分別府

鶴崎城跡(大分県大分市)

つるさきじょうあと島津氏が豊後を侵攻した時、鶴崎城は城主の吉岡統増の母・妙林尼(尼僧:女傑)が守備し、16回の猛攻をしのいだ和議を結ぶと城を明け渡して、わざと歓待して島津勢の動きを封じた島津軍が撤退を決めると、最後に酒宴を開いて油断させて、...
丸亀善通寺

天霧城跡(香川県善通寺市/三豊市)

あまぎりじょうあと香川氏(戦国武将)の居城長宗我部元親に攻められた時、水が豊富にあるように見せるため、白米で馬を洗って相手を騙そうとした(白米城伝説)通りがかりの尼僧が白米の秘密をばらしたため落城した(落城伝説)尼は後に香川氏残党によって斬...
さぬき小豆島

磯野禅尼之墓(香川県さぬき市)

いそのぜんにのはか静御前の母の磯禅尼は生まれ故郷の讃岐に戻り、長尾寺で娘と共に得度した(尼僧)得度以来毎日長尾寺へ参拝していたが、ある日の帰り道で倒れてそのまま亡くなったとされ、その地に墓(墓所)が建てられた『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角...
さぬき小豆島

長尾寺 静御前剃髪塚(香川県さぬき市)

ながおじ しずかごぜんていはつづか四国八十八ヶ所霊場・長尾寺の境内にある母の磯禅尼の故郷に戻ってきた静御前は、長尾寺に参詣して母娘共に得度して髪を下ろし、宥心尼の法名を授かった(尼僧)剃髪した静御前の毛髪を祀った塚『日本の伝説5 讃岐の伝説...
さぬき小豆島

静薬師庵(香川県三木町)

しずかやくしあん母親の故郷である讃岐に来た静御前は、ここで尼となって義経らの菩提を弔った母の死後間もなく静御前も病死し、仕えていた侍女も庵の裏にある池に入水した薬師庵には静御前、静御前の子、侍女の琴路の墓がある『日本の伝説5 讃岐の伝説』(...
酒田鶴岡

泉流寺(山形県酒田市)

せんりゅうじ奥州藤原氏が滅びた時に、藤原秀衡の夫人(妹)が落ち延び、尼僧となって開いた庵から始まる寺院尼を護衛して落ち延びた36人の武士が、後の酒田三十六人衆(名家:豪商)となって、酒田の町を発展させた『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店...
中津川多治見

比丘尼塚(岐阜県中津川市)

びくにづか木曽義仲の妹・菊姫(宮菊姫)は、兄の討死後に北条政子の養女となるその後問題を起こして鎌倉へ呼び出され、改めて美濃国遠山荘の一村(馬籠)を与えられた隠棲した菊姫は尼僧となってこの地に没し、住んでいた庵も廃絶して墓所(五輪塔)だけが残...