屋敷跡

伊賀

八幡長者屋敷跡(三重県名張市)

はちまんちょうじゃやしきあと?近江国の八幡長者の息子が業病にかかったため(病者)、故郷を離れて移り住んだとされる屋敷跡現在は叢林として名が残っている『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.89三重県名張市 中知山
川越飯能

長勝院跡(埼玉県志木市)

ちょうしょういんあとこの地を治めていた藤原長勝の屋敷跡長勝は沼に棲む大蛇を退治して(化け物退治)、広大な田を開拓して田面長者と呼ばれた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p76埼玉県志木市 柏町
西毛

伊勢三郎義盛屋敷跡(群馬県安中市)

いせさぶろうよしもりやしきあとこの地で盗賊をしていた伊勢三郎義盛(源平の武将)の屋敷跡橋向こうの宿に旅人を泊めて殺していたため“朝不見橋”と呼ばれた橋の一部が残る源義経の家来となって奥州へ向かう前、大願成就を願ったところ池の葦がすべて片葉と...
熊毛大島

俊寛堂(鹿児島県三島村)

しゅんかんどう鬼界島(今の硫黄島)に流罪となり、さらに一人帰国を許されなかった俊寛が晩年に住んだ住居跡(屋敷跡)後に墓をここに移転させ堂宇を建てて祀った『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.84鹿児島県三島村 硫黄島
鹿児島霧島

高麗舞の峰(鹿児島県姶良市)

こままいのみね朝鮮の役の頃、朝鮮から連れて来られた王子(渡来人)が一時この地(鴻ノ巣園跡:屋敷跡)に住んでいた故郷を思って泣く王子のため、朝鮮が見えると称して鴻ノ巣園の前の山に登って舞や音曲で慰めた『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店...
大隅

飴屋敷跡(鹿児島県鹿屋市)

あめやしきあと母の豊玉姫が海に帰ったため、鵜葺草葺不合命は乳の代わりに飴(菓子)を与えられて育った飴を与え続けた老婆が住んでいたとされる屋敷跡『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)P.18鹿児島県鹿屋市 吾平町上名
郡内

仏眼寺(山梨県西桂町)

ぶつげんじかつてこの地に護満長者という者が屋敷を構えていたが、不治の病に罹り、没落していった一人娘は父のために屋敷の北西に庵室を設けて祈ったが、父親は亡くなった(長者の没落)娘はその後諸国巡礼の旅に出て、屋敷は無住となり、庵室が仏眼寺となっ...
佐渡

長者ヶ平遺跡(新潟県佐渡市)

ちょうじゃがだいらいせきかつて佐渡全域を治めるほどの勢いを持った犬神長者の屋敷跡といわれる縄文時代前期から後期の集落跡とされる遺跡広大な水田で田植えをしていたら間に合わなくなったため、長者が日を止めて田植えを終わらせた(日招き伝説)それから...
佐渡

石抱の梅(新潟県佐渡市)

いしだきのうめ順徳上皇お手植えのの木上皇の輿を担いだ式部長吉の屋敷跡とされる根元に大きな石を抱きかかえて生えていることから名が付いた『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.24新潟県佐渡市 真野
佐渡

花塚(新潟県佐渡市)

はなづかこの地にお花という美しい娘(乙女)がおり、心惹かれた順徳上皇が度々訪れたこの付近には“お花屋敷”と呼ばれる屋敷跡があり、近くの熊野神社境内には“花屋敷の碑(石碑)”がある『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.22新潟県佐渡市 ...