屋敷跡

河内

神立茶屋辻(大阪府八尾市)

こうだちちゃやつじ在原業平が大和より通って逢瀬を重ねた女・梅野が住んでいたとされる茶屋の跡(屋敷跡)梅野が飯を自分でよそうところを見た業平は興醒めして来なくなり、梅野はそれを苦にして自害した(悲恋伝説)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店...
河内

楠公誕生地(大阪府千早赤阪村)

なんこうたんじょうち楠木正成の生誕地とされる地楠木氏館跡(屋敷跡)と考えられる遺跡が見つかっている豊臣秀吉の命で祠が建てられたことから祀られた『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.80大阪府千早赤阪村 水分

和泉式部宮(大阪府堺市西区)

いずみしきぶのみや和泉式部が、夫の橘道貞が和泉守として赴任した時に一緒にやって来て住んだ屋敷跡とされる和泉式部旧居跡とも呼ばれる『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.43大阪府堺市西区 平岡町
大阪

越中井(大阪府大阪市中央区)

えっちゅうい豊臣時代に細川忠興(戦国大名)の屋敷跡で、台所があった場所にある井戸関ヶ原の戦い直前、細川ガラシャ(貞女)がこの地で自害を果たした『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.26大阪府大阪市中央区 森ノ宮中央
奥能登

太夫の森(石川県穴水町)

だゆうのもり海岸沿いにある丘で、加賀宝生流の祖とされる諸橋権之進(能狂言師)の屋敷跡といわれる叢林『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.111石川県穴水町 前波
加賀

長者屋敷跡(石川県加賀市)

ちょうじゃやしきあとこの地には牛首長者が住んでおり、そこに龍の化身である娘が一緒に暮らすようになった長者の死後、娘は龍に戻ったが、その脇には3枚の鱗が生えていた屋敷は砂嵐で一夜のうちになくなり、海岸(浜海岸)にある奇岩怪石が屋敷跡とされる『...
加賀

仏御前屋敷跡(石川県小松市)

ほとけごぜんやしきあと平清盛の寵愛を受けた仏御前の生地(屋敷跡)にある墓所(生誕伝説)清盛の子を死産した後この地に戻ったが、若くして亡くなった一説では、村の女達が嫉妬から仏御前を殺したため、昼間にお産すると必ず大風(嵐)が吹く(祟り)『日本...
加賀

布市神社 力石(石川県野々市市)

ぬのいちじんじゃ ちからいし富樫氏(武家)の屋敷跡に建つ神社にある弁慶が単身で富樫の館を訪れ、宴席で投げ飛ばした石とされる雨乞い(祈雨)に使われていたが、その後割れて、力石として使用されるようになった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角...
金沢

猿丸神社(石川県金沢市)

さるまるじんじゃ猿丸太夫の居住跡(屋敷跡)とされる風で笠(雨具)が飛ぶのを見て、この地の名を笠舞とした(地名の由来)丑の刻参りの地として有名であった『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.17石川県金沢市 笠舞
広島廿日市

吉川興経の胴塚(広島県広島市安佐北区)

きっかわおきつねのどうづか毛利元就によって強制的に隠居させられた吉川興経(戦国武将)は、隠居所で暗殺された隠居所の屋敷跡(吉川興経居館)に興経の墓(胴塚)がある『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.41広島県広島市安佐北区 上深川町