峡東石森山(山梨県山梨市) いしもりやまデイラボッチ(巨人)が2つの山を苧殻の棒で担っている途中で棒が折れたためこの場所に置かれた日本武尊が東征の帰途にこの丘に社(山梨岡神社)を勧請し、この周囲にある巨石に腰掛けた(腰掛け石)と言われる『日本の伝説10 甲州の伝説』(... 2025.08.05峡東
峡北峡中夢見山 夢見石(山梨県甲府市) ゆめみやま ゆめみいし嫡男誕生の際、武田信虎(戦国大名)はこの山で宴を開いて昼寝をしていた生まれてくる子が曾我兄弟の弟・五郎であると夢で知らされたこと(夢告)から、夢見山の名が付いた(地名の由来)武田信玄が頂上にある石に腰掛けて(腰掛け石)... 2025.08.05峡北峡中
郡内竜ヶ岳(山梨県富士河口湖町) りゅうがだけ本栖湖の南にそびえる山富士山噴火で溶岩が流れ出たため、本栖湖の底に棲んでいた龍が熱さを避けようと登ったとされる(地名の由来)『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.30山梨県富士河口湖町 本栖 2025.08.05郡内
佐渡影の神(新潟県佐渡市) かげのかみ佐渡の霊峰である金北山の祠の影を、日の出(太陽)と共に映し出す巨岩として名が付いた(地名の由来)神様がこの集落に住む娘を好きになり、使いの牛をやって嫁に来るよう頼んだ娘は承知せず、返事がもらえない牛は帰れず、そのまま石となってしま... 2025.07.30佐渡
佐渡ドンデン山(新潟県佐渡市) どんでんさん正式名・タダラ峰ある女が渓谷を遡って蕨を採っていたが、夢中になりすぎてこの山まで来てしまった山の池の近くに、赤い肌をした大入道が焼けた鉄をドンデンと槌で打っていた慌てて逃げたが、その後しばらく床に臥せってしまった『日本の伝説9 ... 2025.07.30佐渡
佐渡塗笠山(新潟県佐渡市) ぬりかさやま神(天人)が雲の上から降り立ちこの地で遊んだが、その帰りに笠(雨具)を置き忘れたものが山となった(地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.81新潟県佐渡市 達者 2025.07.30佐渡
佐渡経塚山(新潟県佐渡市) きょうづかさん順徳上皇の死後、供奉してきた池清範(廷臣)が山頂で経(経典)を燃やし、その灰を埋めて塚を建てた山頂近くの祠にある地蔵は虫歯(歯痛)によく効くとされる『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.44新潟県佐渡市 竹田 2025.07.29佐渡
佐渡道遊の割戸(新潟県佐渡市) どうゆうのわりと佐渡金山(鉱山)最大の露天掘り跡鉱石を掘り取った結果、山が2つに割れてしまった(珍事:地形の由来)『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.57新潟県佐渡市 相川銀山町 2025.07.28佐渡
奥能登山伏山(石川県珠洲市) やまぶしやま源義経の家来・常陸坊海尊が一行と別れてここに隠れ住んで仙人となり、時折山伏(行者山伏)の姿で現れるとされる日野資朝(公家)の息子・阿新丸が佐渡で親の仇を討って逃げる途中、須須神社の祭神が山伏姿となってこれを助けた(神仏の加護)山... 2025.06.22奥能登
奥能登石仏山(石川県能登町) いしぼとけやま山中に巨大な岩(磐座)が3つあり、古代祭祀の遺跡とされる現在でも女人禁制の地とされ、霊域として斧などを持ち込むことも禁じられた(禁忌)『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.115石川県能登町 柿生 2025.06.21奥能登