備北芸北

今櫛山(広島県庄原市)

いまぐしやま大富山城主の姫君は、花見の折に出会った若者と恋仲となったが(異類婚姻譚)、ある城主の許へ嫁いだ実家に戻りまた城へ帰る途中、朝日山にある弁財天を詣でたいと言いだし、姫は隙を見て社のそばの池に飛び込んだ飛び込んだ姫はそのまま蛇体とな...
備北芸北

熊野神社(広島県庄原市)

くまのじんじゃ伊弉冉神を主祭神とする神社比婆山の山頂にある伊弉冉神の陵墓遙拝所として建立『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.114広島県庄原市 西城町熊野
備北芸北

比婆山御陵(広島県庄原市)

ひばやまごりょう比婆山の山頂部分一帯を指す『古事記』によると伊弉冉神を葬った地とされ、陵墓とされる(黄泉国)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.114広島県庄原市 西城町油木
備北芸北

女亀山(広島県三次市)

めんがめやま賀茂別雷命の母である玉依姫命が山頂に降臨したかつて山頂に池があって霊亀が棲んでおり、雨乞い祈願がおこなわれていた(雨乞い伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.107広島県三次市 作木町岡三渕
備北芸北

▲米噛岩(広島県三次市)

こめかみいわ重宗山の8合目にある納めていた米千俵(食品食材)が一夜でなくなったため、この巨石が食べてしまったとされた(怪の棲む石)南無妙法蓮華経の文字が刻まれている(字彫りの石)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.105広島県三次...
備北芸北

知波夜比古神社(広島県三次市三良坂町)

ちはやひこじんじゃ祭神の知波夜比古神は、天孫降臨の際に三種の神宝を入れた箱(箱類)を持ったとされる社地のある山は祭神にちなんで“御箱山”と呼ばれる(地名の由来)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.104広島県三次市 三良坂町三良坂
備後

蛇円山(広島県福山市)

じゃえんざん別名は備後富士天から大蛇(龍)が山頂に降りてきたとされ、山頂には八大龍王を祀る祠がある過去より大蛇の目撃が多い『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.98広島県福山市 駅家町雨木
備後

仙酔島(広島県福山市)

せんすいじま平清盛が厳島神社をこの島に移そうとしたその時に島にある山を大弥山・小弥山と呼ぶようにした(地名の由来)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.91広島県福山市 鞆町後地
備後

白滝山(広島県尾道市)

しらたきやま法道仙人が開いた山とされる仙人は鉢を飛ばして行き交う船に喜捨を求めたところ、鉢に鰯を入れた船があり、その船は沈んだ(飛鉢伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.86広島県尾道市 因島重井町
備後

鉢ヶ峰(広島県三原市)

はちがみね法道仙人の弟子の万慶上人が開山した山瀬戸内を通る船に鉢を飛ばして米の喜捨を求め、拒絶されると船を沈めた伝説が残る(飛鉢伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.84広島県三原市 鉢ヶ峰町